【ヤンキース4-2ブレーブス】アトランタ/トゥルイスト・パーク、7月20日(日本時間21日)
ブレーブスとのシリーズ第3戦目で、ジャッジは今季36号・通算351本目となる本塁打をマーク。ヤンキースの球団歴代本塁打ランキングでA・ロドリゲスに並ぶ6位となった。
「直球やカットボール、スライダーを投げる良い投手だから、甘い球を見逃さないようにしていた」と自身の一打を振り返った。
なお、ジャッジにとっては、アトランタの新球場での初の一発で、本塁打を放った32個目の球場となった。現役選手でこれは3位タイで、2位はマニー・マチャドの34球場、1位はジャンカルロ・スタントンの36球場だ。
ヤンキースの通算本塁打ランキングは、ベーブ・ルース(659本)がトップで、以下はミッキー・マントル(536本)、ルー・ゲーリッグ(493本)、ジョー・ディマジオ(361本)、ヨギ・ベラ(358本)と続く。ジャッジは5位まで残り7本だ。
試合はヤンキースがそのジャッジの本塁打とポール・ゴールドシュミットの適時打で初回に先制。先発マーカス・ストローマンが六回のマット・オルソンによるソロ弾のみに抑えて、6回5安打1失点、4三振、無四球と充実の内容。6月29日に負傷者リストから復帰以降は、4試合21イニングを投げて防御率3.00と安定した投球を続けている。
「間違いなくこの試合のMVPだったね」とジャッジもストローマンの好投を称えた。
六回には押し出しで3点目を追加。七回にはジャズ・チザムJr.がタイムリー二塁打を放ち、4点目を挙げた。これでブレーブスに連勝を果たし、カード勝ち越しを決めた。
「カード勝ち越しは大きいよ。オールスターの休み明けだったからなおさらだ。1試合目は特に疲れているように見えたし、全体的に動きも良くなかったけど、うまく立ち直ることができた」とジャッジは語る。
絶好調の同地区首位ブルージェイズとは3ゲーム差で、明日から直接対決3連戦を迎える。ア・リーグ東地区の行方を占うかのようなカードは激戦必至だ。
