右肋骨の疲労骨折で5月31日を最後に戦列を離れていたアーロン・ジャッジが8日(日本時間9日)、ヤンキースタジアムでのロッキーズ戦で復帰。「3番・右翼」で先発し、3打数無安打、2三振に終わったものの、100日ぶりの復帰を待ちわびた本拠地は大きな歓声に包まれた。
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ヤンキースは現在、ア・リーグ東地区2位で首位レイズを4ゲーム差で追う一方、ワイルドカード争いでは首位につけている。レギュラーシーズンも終盤に入り、ワールドシリーズ制覇を目指すチームにとって、主将ジャッジの復帰は大きな意味を持つ。
復帰戦を終えたジャッジが、現在の状態やファンの反応、チームの目標について語った。
一問一答は以下の通り。
――5月31日以来となる次戦復帰だった
「勝てたことが一番大きい。特に今はシーズン終盤で、重要な戦いが続いているから。とにかく勝ててうれしい」
――グラウンドに出たときの気持ちは
「ファンの前でまたプレーできることが本当にうれしかった。世界最高のファンだと思っている。最初からみんなが立ち上がってくれて、本当に特別だった。あすはもっと試合に慣れているといいけどね」
――初回の打席ではスタンディングオベーションを受けた
「最高だった。2022年に62本塁打を目指していたときのことを少し思い出したよ。みんなが立ち上がってくれていた。投球中は少し静かすぎる気もしたけど(笑)でも、打席に向かうときのスタンディングオベーションは本当に素晴らしかった。だからこそ、このファンは世界最高なんだ。彼らのためにショーを見せたいと思っている」
――身体の状態はどうですか?
「すごくいいよ。ただ、きょうは半分しかプレーしていないから、何とも言えないけどね(六回で交代)」
――六回で交代するとき、ブーン監督と話し込んでいたが、最後までプレーしたかったか
「ブーニー(ブーン監督)を尊敬しているから、言うことには従うよ。でも、もちろんうれしくはなかった(笑)。ただ、そこでラモスが3ランを打ってくれて、試合を決めるような一発になった。おかげで九回を余裕を持って迎えられた。とはいえ、交代はあまりうれしくなかったね」
――久しぶりの実戦で、打席での感覚は
「すごくいい感覚だった。3カ月も実戦から離れて、実際の投球を見るのも久しぶりだったから、シーズン開幕時のような感じはあった。でも、まだやるべきことはある。もっと良くしていかないといけない。これから試合を重ねながら、どんどん上げていきたい。何より、勝たなければいけないからね」
――実戦を戦いながら、春季キャンプのように自分を仕上げていくのは、かなり特殊な状況では
「自分はこれをやるために給料をもらっているから、やるしかない。ヤンキースとこのファンのために、最高の状態でプレーする。それが仕事だし、勝つために戦い続けないといけない」
――今回の復帰はチームにどんな意味を持つと思いますか?
「それは僕には分からない。チームに聞いてほしい(笑)みんな良い野球をしているし、特に昇格してきた若い選手たちは素晴らしい。スペンサー・ジョーンズが活躍しているのを見るのも楽しかった。そこに自分も戻って、またこの流れを続けていきたい」
――ヤンキースは今季も勝ち越しシーズンを確定させ、長年にわたって勝ち続けている。このチームにとって、その意味は?
「僕たちは勝つためにここにいる。勝ち越しシーズンは素晴らしいことだけど、目標はワールドシリーズ制覇だ。そこを達成するまでは、誰も満足できないと思う。ワールドシリーズに勝つには、これからたくさんの試合に勝たなければいけない。まずは勝ち越しを決められたことを喜びたい。でも、みんなこの先に待っている戦いを楽しみにしていると思う」
――1992年以降、長年にわたって勝ち続けていることは、改めてすごい記録では?
「僕たちはヤンキースだからね」