ジャッジがILから復帰間近、不振苦しむ打線の救世主に

右肘の負傷から復帰、当面はDHでの出場

August 5th, 2025

アーロン・ジャッジの復帰が近い。8月4日(日本時間5日)のレンジャースとのカード初戦前に、アーロン・ブーン監督が翌日2戦目でのジャッジの復帰を考えていると明かした。

33歳のスラッガーは、7月22日の送球の際に右肘を痛め、その5日後に10日間の負傷者リスト入りとなっていた。8月2、3日にはタンパでバッティング練習を行っており、4日の夜のうちにチームに合流する見込みだとブーン監督は話した。

ジャッジ不在の間、チームは直近のマーリンズ戦3連敗を含め4勝5敗と負け越しており、打率.227、出塁率.307、長打率.388と苦しんでいる。MLBトップの打率.342、出塁率.449、長打率.711、OPS1.160を誇る主砲の帰還を、チーム全体が待ち侘びている。

「アーロン・ジャッジだからね。打線と選手たちにとってどれほど重要かは分かっている。戻ってくるのは非常に嬉しいことだし、その後すぐに守備にも戻ってきてくれればと願っている」

復帰戦は指名打者での出場となる予定で、この2日間でキャッチボールを行い、その結果をもとに守備に復帰する時期を見極めるとのこと。ブーン監督は、8日(同9日)からの本拠地でのアストロズ戦の頃には、そのタイミングが見えてくるはずだと語った。

「今日はプライオメトリクス(瞬発系の運動)をやっていたようだし、そこからキャッチボールを始めて、その時の腕の状態で自然と復帰時期がわかるはずだ」とブーン監督は説明した。