【ダイヤモンドバックス7-8マーリンズ】フェニックス/チェイス・フィールド、6月29日(日本時間30日)
マーリンズの新人アグスティン・ラミレスが延長十回に決勝打を放ち、8-7で逆転勝利。2023年8月31日から9月6日以来の6連勝となった。
七回終了時点で4点差と苦しい展開だったが、オットー・ロペスが左腕ビークスから2ランを放ち5-7と点差を縮めた。さらにこの回には、リアム・ヒックスがタイムリーを放ち1点差に。九回に犠牲フライで同点に追いつき、粘り強い戦いで逆転勝利へとつないだ。
マーリンズの好調はチーム全体によって支えられているが、この試合で特に光ったのは以下の4選手だ。
アンソニー・ベンダー(救援投手・30)
今季初めて2イニングを任されたベンダーは九、十回を無失点と素晴らしい投球。ダイヤモンドバックスの上位6人を完璧に封じ込めた。
この6連勝中、ベンダーは4試合で無失点の投球を披露しており、そのうち3試合では4アウト以上を記録している。
「ベンダーの2イニングは素晴らしかった。今季はあまり長いイニングをお願いしてこなかったが、見事にやってのけた。選手たちは与えられたチャンスをものにして、全力で競い合っている」とマッカラー監督は称賛した。
アグスティン・ラミレス(DH・23)
延長十回に値千金の決勝打を放ったラミレス。一回にも適時二塁打を放っており、ナ・リーグの新人では本塁打(12本)と打点(33)でトップとなった。
「毎試合、毎場面から学んで調整を続けている。毎日必ず何か学びがある」
デーン・マイヤーズ(外野手・29)
九回には先頭打者としてヒットを放つと、そのまま盗塁を成功。さらに三盗を試みると、一度はアウト判定になったものの、三塁手のタッチを回避しながらのヘッドスライディングが功を奏しセーフに。エリベルト・ヘルナンデスの同点犠牲フライにつながる大きなプレーとなった。
このように、タッチを回避しながらのヘッドスライディングは「スイムムーブ」と呼ばれるが、マイヤーズはまさに幼少期の水泳がその原点だと語る。
「小さい頃にスイミングレッスンを受けていたことが、今こうして役立っているのは面白いね。本能みたいなもので、ボールが先に来た時に(スイムムーブを)するんだ。内野手が反則にならない範囲でうまくベースをブロックするから、あの動きができるのは強みだね」
「一塁コーチやスタッフ陣がしっかり準備させてくれたおかげだ。細かい部分は明かせないけど、2つの盗塁はどちらも彼らの準備があってこそだった」と周囲のサポートにも言及した。
オットー・ロペス(遊撃手・26)
八回の2ランで9試合連続安打を達成。同時に2試合連続本塁打、6試合連続打点となっている。
ショートのレギュラーになった5月21日以降、ロペスは打率.289、二塁打4本、本塁打5本、打点23、盗塁5、そしてファングラフスのWARではメジャー遊撃手中4位(1.4)と躍進をとげている。
「今、彼の打球がどれほど強くなっているか見てほしい。逆方向への本塁打も打ったし、中堅への打球もフェンス直撃だった。ストライクゾーンに来た球への積極性、インパクトの強さ。自信を持ってプレーしているのが伝わってくる。われわれはずっとオットーに期待してきたし、今見せている姿こそが、本来の姿だと信じている」とマッカラー監督は信頼を口にした。
