捕手カーク、ワールドベースボールクラシックでメキシコ代表入りを表明

January 4th, 2026

3月に開幕するワールドベースボールクラシックを前に、各国が次々とメンバー発表を行っている。メキシコ代表は12月31日大晦日にブルージェイズの捕手アレハンドロ・カークの参加を発表した。これで、ランディ・アロザレーナ(マリナーズ)やジャレン・デュラン(レッドソックス)といった強打者もすでに参加を表明している。カークの参加は打線にメキシコ代表にとって大きな戦力となる。

27歳のカークは、2016年にブルージェイズにスカウトされ入団。2020年にメジャーデビューを果たすと、2度のオールスター出場や2022年のシルバースラッガー賞受賞など、着実に実績を積んできた。昨季は130試合でマスクをかぶり、打率.282、15本塁打、OPS.769を記録。ポストシーズンでも打率.254、5本塁打、13打点、出塁率.349、長打率.493と活躍し、チームのワールドシリーズ進出に貢献した。打撃だけでなく、捕手として投手陣を引っ張るリーダーシップも評価されている。

前回大会では出場を希望していたが、パートナーの出産と春季キャンプの合流遅れにより参加を断念。しかし今回はフル参戦が可能となり、長打力のあるカークの加入でチームにさらなる厚みが加わった。メキシコ代表の公式SNSでは「BIENVENIDO Alejandro Kirk(アレハンドロ・カーク、ようこそ)」と紹介されると、カークは「メキシコは私の魂だ」とにっこり笑顔で意気込みを語った。

メキシコ代表はグループBで、米国、イタリア、イギリス、ブラジルと対戦する予定。特に米国戦は毎回激戦が予想される。メジャー打者を知り尽くし、高いフレーミング技術を持つカークがメキシコ代表の投手陣をどう牽引するのかも注目だ。メキシコは前回大会で準決勝まで進出するなど国際舞台での経験もあり、今回のカーク加入でさらなる戦力強化が期待される。