【ホワイトソックス2-1マリナーズ】シアトル/T-モバイルパーク、5月19日(日本時間20日)
2026年のホワイトソックスは、粘り強い戦いが代名詞になりつつある。この日のマリナーズとのシリーズ第2戦は、まさにそれを象徴していた。
マリナーズの強力な投手陣にわずか2安打に抑えられ、九回突入時点0-1とビハインドだった。それでも土壇場での反撃を見せ、敵地で2-1の逆転勝利。シリーズを1勝1敗のタイに戻した。
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九回、村上宗隆が四球を選ぶと、ミゲル・バルガスは手に死球を受けて出塁。コルソン・モンゴメリーを三振にとった後、マリナーズは守護神ムニョスへ継投した。なお、村上は2三振、2四球で、九回出塁後に代走のデレク・ヒルと交代した。
しかし、ホワイトソックスはダブルスチールを決めてムニョスへプレッシャーをかけると、チェイス・マイドロスが前進守備の一塁ネイラーの横を抜く同点適時打を放った。さらにアンドリュー・ベニンテンディの打球をネイラーが弾き、その間にバルガスが勝ち越しのホームを踏んだ。
最後はリリーフ右腕グラント・テイラーが九回を3者連続三振で締め括った。これでホワイトソックスは25勝23敗、勝ち越しをキープしている。
「最後まで諦めずに戦い続ける姿勢が本当に素晴らしい。チーム全体に競争心がある。5回までノーヒットに抑えられていたのに、ベンチの雰囲気はそんなふうには全く感じなかった。本当に全員が素晴らしかった」とホワイトソックスのウィル・ベナブル監督は自軍を称えた。
もし先発アンソニー・ケイの粘りがなければ、試合は序盤で大きく崩れていたかもしれない。
メジャー3球団を渡り歩いた後、日本で2年間活躍し、昨年12月にホワイトソックスと2年契約を結んだ左腕は、難しい立ち上がりを迎えた。1死から安打、死球、四球で満塁とすると、パトリック・ウィズダムの野選で先制点を失った。その後再び四球を与えて満塁となったが、ガーバーを三振に仕留め、追加点を防いだ。
しかし、左腕はその後別人のようだった。続く4回1/3を無安打に抑え、最後の17人中15人をアウトにした。最終的には5回1/3、1安打、1失点、3四球、5三振、2死球だった。
「序盤はなかなかリズムに乗れなかったけど、その後は落ち着けた。切り替えるしかない。終わったことは変えられない。次の打者へ向かっていって、一度完全にリセットして、自分の仕事を続けるだけだ」とケイは振り返った。
タイラー・デービス、ブライアン・ハドソン、テイラーの救援陣も役割を果たし、シアトル打線をその後無失点に抑えた。
一方、ホワイトソックス打線はシアトル先発ブライス・ミラーをなかなか攻略できなかった。ミラーは3回1/3まで完全投球を続け、六回先頭でトリスタン・ピーターズに二塁打を打たれるまでノーヒット投球を続けていた。
それでもホワイトソックスは諦めず、九回についに逆転した。
「自分たちは最後まで終わってないと思って戦っている。正直、一晩中押されていた感じだった。ヒットは1本だけで、強い打球もほとんどなかった。でも勝てたのは、ある意味勝ちを拾ったみたいな感じだね」とベニンテンディは語った。
勢いに乗るホワイトソックスだが、九回に死球を受けたバルガスがあすの試合に出場できるかは不透明だ。ベナブル監督によれば、試合後すぐにX線検査へ向かったという。
「彼は本当にタフで、いつだって試合に出たがる選手。でも、試合前に問題ないことをしっかり確認するつもりだ」とベナブル監督は語った。