正三塁手不在のエンゼルスがアレナド獲得に興味を示す

ゴールドグラブ賞10度、プラチナグラブ賞6度の名三塁手

12:30 AM UTC

カージナルスは今オフ、トレード市場で最も活発に動いているチームの1つだ。すでにレッドソックスと2件のトレードを成立させ、ソニー・グレイとウィルソン・コントレラスを放出している。しかし、カージナルスの主力放出はまだ終わっていない。

カージナルスは契約があと2年残っているベテラン三塁手ノーラン・アレナドをトレードで放出することに依然として意欲を示している。そして、ジ・アスレチックのケン・ローゼンタール記者によると、アレナドの移籍先候補としてエンゼルスが浮上しているようだ。エンゼルスはケガの影響で満足にプレーできない状況が続いているアンソニー・レンドンとの契約見直しに合意し、レンドンは事実上の引退状態に。ヨアン・モンカダとルイス・レンヒーフォがフリーエージェント(FA)となったため、正三塁手の座は空席となっている。

35歳のアレナドはメジャー通算1921安打、353本塁打、1184打点の実績を誇り、ゴールドグラブ賞を10度、プラチナグラブ賞を6度受賞している名手。全球団に対するトレード拒否権を持っているが、カージナルスがチーム再建に向かう中、トレード拒否権を破棄することに前向きな姿勢を示している。南カリフォルニア出身のアレナドにとって、地元に近いエンゼルスへの移籍は受け入れやすいはずだ。

ただし、アレナドをめぐる市場が明確になるのは、FA市場に残るアレックス・ブレグマンやエウヘニオ・スアレスの移籍先が決まってからになるだろう。ローゼンタール記者は、ブレグマン獲得に興味を示すダイヤモンドバックスが「プランB」としてアレナド獲得に動く可能性にも言及している。

もう1人、カージナルスからトレードされる可能性がある選手がいる。オールスター二塁手のブレンダン・ドノバンだ。ジ・アスレチックによると、二遊間を守れる選手を獲得したいと考えているレッドソックスがカージナルスとのトレード交渉を行っているようだ。以前レッドソックスでチーフ・ベースボール・オフィサー(CBO)を務めていたハイム・ブルームは今オフ、カージナルスの編成本部長に就任し、すでに古巣と2件のトレードを成立させているが、再びレッドソックスとのトレードを敢行する可能性がある。

しかし、マリナーズ、ジャイアンツ、ロイヤルズなどもドノバン獲得に興味を示していることが報じられており、レッドソックスはドノバンのトレードをめぐり、他球団との競争を強いられることになるだろう。