エンゼルスのウォード、大谷翔平復帰を祝福

8月の対戦を心待ちに

June 16th, 2025

大谷翔平(30)が再び「二刀流」としてマウンドに上がる。

2023年8月23日レッズ戦以来、663日ぶりの登板だが、エンゼルス時代のチームメイトたちも大谷の復帰を心待ちにしている。

大谷と2018年から6年間プレーしたテイラー・ウォードもその一人だ。

「苦しいリハビリを乗り越えて戻ってくる姿を見るのは本当に楽しみ。本当によかった」

ウォードも大谷と2023年の同じ時期に苦しいリハビリをした経験を持つ。

2023年7月29日のブルージェイズ戦でウォードは顔に死球を受けて複数箇所骨折。顔から流血し、苦しむ姿を、球場全体が祈るような気持ちで見つめた。

手術は成功したが、その後の道のりは厳しかった。しばらくの間、固形食を食べられなかったり、運動にも制限がかけられ、長期のリハビリテーションを経て、復帰したのは2024年のシーズンだった。

「リハビリ中は顔に圧がかるようなことが禁止されていたので、なかなか思うような練習ができなかった」と振り返る。

2024年の開幕戦で復帰したが、打席に入る恐怖はなかった。「無我夢中で打席に入ることだけ、試合に戻ることだけを考えていたから恐怖はなかったかな。でも第1打席の1球目までドキドキしたのを覚えている。そこですっと落ち着くことができた」と振り返る。しかし再び顔に死球を受けた際にはしばらくトラウマのような症状も感じたという。

「打席に入るのが怖くて怖くてたまらなかった。でも同じ経験をしたチームメイトと話をして、恐怖や不安を乗り越えられた。そういう仲間がいてくれて本当に良かった」

復帰初戦は不安やワクワク、色々な気持ちが交錯するが「翔平もきっと大丈夫。不安もあるかもしれないけれど、それを乗り越える強い気持ちを持っているから」と太鼓判を押す。

エンゼルスはドジャースと8月中旬に再び対戦予定で、「投手翔平との対戦は今までないから、とても楽しみ」と話す。

大谷はリハビリ期間に新たな球種を習得し、ツーシームも投げ始めたことを伝えると、「え、それはずるい。俺、ツーシーム苦手なんだよね。でも、いい投手との対戦は楽しみだから受けて立つよ」と笑った。