【セントルイス】エンゼルスは、南カリフォルニアの消防士への特別な感謝の気持ちを表現するためにホームランを打った選手が「消防士のヘルメット」を被ることにした。
地元で消防士として働く親しい友人がいるマイク・トラウトが発案で、日々の活動はもちろん、1月に壊滅的な山火事と戦った地元の消防士たちの英雄的行動に感謝の意を表すものだ。
「彼らに感謝の気持ちを示すいいジェスチャーになると思う。シーズン半ばか終盤にチーム全員のサインを入れてチャリティオークションに出そうと思っている」とトラウトは説明する。
エンゼルスはロス近郊のスポーツチーム(エンジェルシティFC、チャージャーズ、クリッパーズ、ドジャース、ダックス、ギャラクシー、キングス、LAFC、レイカーズ、ラムズ、スパークス)と共同で、被災者や火災と闘う人々への支援のために合計800万ドル以上(約12億円)を寄付している。
また同クラブは、1月17日にBMOスタジアムで行われたイベントで、避難した人々にファナティクス商品の総額300万ドル(約4億5000万円)以上を配布する活動にも従事したほか、高速道路にファーストレスポンダーに感謝するビルボードも出すなど支援を行っている。
消防士ヘルメットのお披露目はとても鮮烈だった。
ホワイトソックスとの第3戦、2時間48分の雨の中断後にカイレン・パリスが逆転ホームランを放ち、チームは3対2の僅差を制した。
チームを指揮するロン・ワシントン監督も賛同している。
「(災害などで)最初に対応する人々、消防署士たちを、我々が代弁できるのは素晴らしいことだ」
トラウトは、山火事の壊滅的な影響で物事の見方が変わったとも語る。
「野球よりも大切なことがある。それは人々の生活で、家や大事な何かを失うことは本当につらい。壊滅的な状況を目の当たりにして、多くの家族が苦しむ姿を見るのはつらい。少しでも明るい光を照らし、サポートすることが、我々にできることだと思う」