カージナルスとの第3戦、菊池雄星は6回104球を投げて4安打3失点、5四球6奪三振の粘投をみせたが、またも勝ち星はつかず、エンゼルスでの初勝利はまたしてもお預けとなった。
初回は2者連続空振り三振を含め、3者凡退と上々の滑り出しだったが、2回は3つの四球で二死満塁のピンチを迎えるなど、制球難に苦しんだ。
3回は先頭のヌートバーに甘く入った高め速球92.6マイル(149キロ)を右翼に運ばれ、無死の走者を背負ったが、失点を許さず。2回連続で走者を出しながらも、なんとか切り抜けた。
4回先頭打者のヘレラに内角気味のカーブを左翼席に同点弾を打たれた。6回には一死からアレナドを安打を許すと、続くヘレラに今度は真ん中スライダーを2打席連続本塁打を左翼に運ばれ、2点の勝ち越しを許した。
5与四球を出しつつも四球絡みの失点はなくピンチを凌いだが、本塁打での失点を許した。
菊池本人も少し甘く入ったと悔しさを浮かべ、次戦までの修正を誓った。悔しさは残るが、制球に苦しみながら6つの奪三振、またブルペンを楽にしたいという責任感から球数が100球を超えてもしっかり6回を投げ切ったのは次戦に繋がる。
前回ホワイトソックス戦で菊池の先発した試合では味方の援護がなかったが、今日の試合では初回に主砲マイク・トラウトが初回に第1号ソロ、2点を追いかける7回、無死満塁の場面で捕手ローガン・オホッピーが2号本塁打で逆転する場面もあった。
エンゼルスは2番手右腕イアン・アンダーソン、3番手左腕ブロック・バークがリードを守れず、5対12で連勝も4で止まった。スコアだけを見ると大敗という印象になるかもしれない。しかしホワイトソックスとの僅差での戦い、またカージナルスとの第1戦は延長10回、2戦は11回と2試合連続で延長戦になり、ブルペンから合計11投手をマウンドに送った。
開幕から厳しい試合を戦った選手たちをワシントン監督はかばった。
「今日は大敗したように見えるかもしれないが、リードする場面もあったし、いいプレーができていたと思う。明日は休みなのでブルペンの投手たちも休ませられる。最後に踏ん張れなかったのは残念だが、延長になった2戦のダメージが大きかった」
5連勝はならなかったが、開幕シリーズ4勝2敗と結果は上々だ。ホーム開幕で再び勢いをつけられるか注目したい。