雄星、デグロムとの球宴投手対決は5回4失点で4勝目ならず

シャ二ュエルの押し出し四球でサヨナラ勝利

July 8th, 2025

エンゼルス6x-5レンジャース@アナハイム/エンゼルスタジアム、7月7日(月)日本時間8日

エンゼルスの菊池雄星(34)は本拠地でのレンジャーズ戦に先発し、5回97球を投げて6安打、4三振、4失点で4勝目はならなかった。

初回、先頭からヒヤリとする場面があった。菊池はレンジャース先頭のサム・ハガーティのピッチャー返しの打球に反応した際、マウンドで滑り、その後、バランスを崩しながらボールを追いかけて一回転しながら転倒すると、大嶋通訳やアスレチックトレーナーが慌てて駆けつけた。そのまま登板続行したは、無死一塁で、2番コーリー・シーガーに外角のスライダーをセンターに先制2ランにされた。

1点のリードをもらった三回、安打と四球で無死一、二塁のピンチの場面でセミエンを外角シンカーで空振り三振を奪ったが、次のガルシアに外角チェンジアップをライト前に運ばれ同点に。さらに2死一、三塁からハイムの内野安打で逆転を許した。

四回は速球を中心の組み立てで9球で三者凡退、五回も無失点に抑えた。しかし初回に31球を投げた影響で、五回で97球と球数が増えたため、ここで降板。ここまで12登板連続で5イニング以上を投げ、自責点3以下を続けていたが、きょうの登板後、防御率は3.02になった。

エンゼルスのTV解説者が「菊池はきっちりローテーションを守り、5回、6回を投げ切ってくれる。エンゼルスにはこれまで大谷以来、そういう先発がいなかった。頼りになるエースだ」と絶賛するように、ローテーションを守り、チームに貢献してきた。前半残り1試合、またオールスター、後半に向けてさらに期待がかかる。

レンジャースの先発は、サイヤング賞投手でオールスターにも選出されたベテラン37歳ジェイコブ・デグロム。今季すでに9勝を挙げ好調だが、エンゼルスは初回にザック・ネトの二塁打とマイク・トラウトの犠飛で1点を取ると、二回にデグロムの元チームメイトのトラビス・ダーノーが2ランを放ち、逆転。ダーノーは六回にもリリーフのショーン・アームストロングから同点となるタイムリーツーベースを放ち、チームに勢いをもたらした。

「僕の試合の時はいつも打ってくれる。彼の打席を見るのは楽しみ」と菊池は援護に感謝。

さらに九回、1死満塁でノーラン・シャニュエルが押し出し四球を選び、エンゼルスが6-5で劇的なサヨナラ勝ちを収め、シリーズ初戦を白星で飾った。