【トレード】 ブルージェイズがサイ・ヤング賞右腕のビーバーを獲得

トミー・ジョン手術からの復帰を目指すベテラン右腕

July 31st, 2025

31日(日本時間8月1日)、ブルージェイズが2020年サイ・ヤング賞投手のシェーン・ビーバーをガーディアンズから獲得。ビーバーは目下、トミー・ジョン手術からの復帰を目指し、マイナーで既に4度のリハビリ登板を行っている。ア・リーグ東地区首位を走るブルージェイズは、逃げ切りのために先発ローテーションに実績ある右腕を加えた。

トレード詳細

ブルージェイズ獲得:シェーン・ビーバー
ガーディアンズ獲得:カール・スティーブン(ブルージェイズのマイナー有望株5位)

現在30歳のビーバーは、健康であれば球界屈指の先発投手として知られる。2020年は防御率1.63を記録し、サイ・ヤング賞を受賞した。その後もガーディアンズのエースとして活躍し続けていたが、2024年4月に右肘を負傷し、トミー・ジョン手術を受けた。

ブルージェイズの先発ローテーションは、ケビン・ゴーズマンを筆頭に実績あるベテランが名を連ねる。しかし、先発ローテーションの防御率はMLB全体で24位と、ポストシーズンを勝ち抜く上では不安が残るクオリティーだった。仮にビーバーが健康を取り戻せば、大きな補強となる。リハビリの経過は良好で、残りのリハビリ登板は2、3度と見られている。

一方、ガーディアンズは今季54勝54敗と勝率5割を保っているが、トレード市場では売り手に回ることを決断し、生え抜きエースのビーバーの放出を決断した。ビーバーは来季1600万ドル(約24億1000万円)のプレイヤーオプションを残し、そのオプションがビーバーによって破棄されれば、球団には400万ドルのバイアウトが発生する。低予算球団のガーディアンズにとっては少なくない出費だ。今季を諦めたガーディアンズは、来季ビーバーが本格復帰を果たすことを期待する以上に今夏のトレードから、対価となる若手の有望株選手を得ることを選択した。

交換要員としてガーディアンズに移籍するのは、22歳の先発右腕カール・スティーブン。2024年ドラフト2巡目でブルージェイズに入団し、今季大ブレイクを果たした。1Aから既に2Aへと昇格し、3階級で18登板(17先発)で防御率2.06を記録している。