【ダイヤモンドバックス2−0ブレーブス】アトランタ/トゥルイストパーク 8月14日(日本時間15日)
ダイヤモンドバックスの27歳右腕、ブランドン・ファートが、ブレーブスとのシリーズ初戦で7回を2安打無失点、7奪三振、無四球でチームの完封勝利に貢献した。
相手先発は、2024年ナ・リーグのサイ・ヤング賞と投手三冠に輝いたクリス・セール。セールも6回を5安打1失点と好投したが、この日はファートに軍配が上がった。
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ファートは今季序盤、13試合(先発3試合)で防御率5.92と苦しみ、6月上旬には3Aに降格。しかし、6月30日にメジャーに復帰すると一変。ここ8試合の先発で6勝0敗、防御率1.32と圧倒的な投球を続けている。ブレーブス戦を含め、7月28日以降の試合はすべて7回無失点で投げ抜いている。
ファートが87球のうち、17球のカーブで空振り率56%という驚異的な数字を記録した。
「低めのカーブでかなり空振りを取ることができた。特に左打者との対戦で、追い込めてからが大きかった。ドジャース戦ではあまり使わなかった球種だったが、きょうはカーブを多めにしただけで、基本的には同じような投球ができた感覚だ」
最近の好調には、カーブも武器になっているが、ファート自身は、「きょうは6種類すべての球種が機能した。ひとつの球種の組み合わせで、ほぼ3通りのゲームプランを組み立てられる。6球種すべてが機能しているときは、それができると感じている」と分析する。
ダイヤモンドバックス投手陣がブレーブス打線を完封したのは、今季8度目となった。
「相手がどんなチームなのかは熟知している。リーグ屈指の打線だし、きょうはリーグを代表する投手の一人が先発で、厳しい戦いになることは分かっていた。攻撃でも守備でもチームとして戦おうと思っていた」
ナ・リーグのワイルドカード争いが激しさを増す中、ファートはまさに絶好のタイミングで調子を上げている。ファートが先発した直近9試合で、ダイヤモンドバックスは8勝1敗だ。
「それが目標だ。5日か6日に一度、マウンドに上がって、チームに勝つチャンスを与える。それだけを考えている。自分が4点取られても、チームが8点取ってくれても、そんなことは気にしていない」
ダイヤモンドバックスは10安打ながら、奪った得点はわずか2点。初回にガブリエル・モレノが放ったゴロで先制すると、九回ティム・タワがソロ本塁打で2点目を奪った。
ファートを守備でも援護したのがライアン・ウォルドシュミット。四回、マット・オルソンが放った打球速度100.1マイル(約161.1キロ)のライナーをウォルドシュミットがダイビングキャッチし、見事な守備でアウトを奪った。
「メジャーに昇格してからずっと、ああいうプレーをしてくれている」とファートは守備にも感謝する。