【ナショナルズ2-8ブルワーズ】ワシントン/ナショナルズ・パーク、8月2日(日本時間3日)
トミー・ジョン手術から約2年。7月6日に負傷者リストから復帰してから、5度目の先発登板となったブランドン・ウッドラフ(32)は、6回1安打2失点の快投で4度目のクオリティスタートを記録し、チームを勝利に導いた。
「本当に、いまがすごく楽しいんだ。チームの野球は素晴らしいし、その一員でいられることが嬉しい。自分にとってはすごく長い道のりだったから、マウンドに立てるたびに、その日その試合に勝つことだけを考えているよ」
ウッドラフが復帰してから、ブルワーズは17勝4敗。もちろん登板は5日に1度ほどで、復帰時点ですでにチームは50勝40敗と十分な成績を挙げていたが、防御率2.22、3勝0敗という素晴らしい投球で、さらに一つギアを上げたチームを支える一人となっている。
「戻ってきてから、ずっとチームを支えてくれている。離脱前と変わらずに、常にチームに勝利のチャンスをもたらしてくれる」とクリスチャン・イエリッチは語った。
打線の好調もチームを後押ししている。今季最多の25安打を記録した前日の勢いそのままに、この日も15安打を記録。9イニング中7つで先頭打者が出塁し、直近6試合で4度目の2桁安打となった。
点差にかかわらず、「0-0のつもりで投げる」投手は多いが、ウッドラフはリードがあることでより積極的な投球ができるという。
「試合プランを変えるわけじゃないけど、最初からストライクゾーンで勝負しに行ける。相手は積極的に振ってくるチームだから、テンポよく打たせて守備に任せて、すぐに攻撃に戻したいんだ。彼らが、いや『自分たち』全員が完璧に噛み合ってる。見てても楽しいし、その一員でいられることが最高だよ」
登板を重ねるごとにウッドラフの投球は良くなっている。直球の平均球速が前回登板より約1.0キロ、シンカーは約1.3キロ上昇。この日の四球はわずか1つで、今季2番目に多い8三振を記録した。
パット・マーフィー監督も32歳のベテラン右腕を絶賛する。「(ウッドラフは)本当に努力してきたし、球速が上がってもコントロールがぶれていないのが素晴らしい。チェンジアップはもちろん、カットボールも良かったし、カーブもいくつか投げていたね。ウッディは目の前のことに集中していて、クイン・プリースターみたいな若手投手たちにとっても最高の手本になってる」
ウッドラフが許した2点は三回、四球の直後、ロバート・ハッセル3世に打たれた2ランによるものだった。本人にとっては、この日唯一後悔の残る1球となっただろう。
「あの1球は、本人もかなり悔しがっていたよ。6球連続で直球を投げたんじゃなかったかな。ハッセルがすごく将来有望な選手で、足も速い選手だってことは本人も意識してたと思う。投げ直したいと思ってるだろうけど、その1球以外は完璧だった」
