決して完璧ではないが、しっかりと結果を残したブライアン・ベロ。彼の力投は、ここ最近のレッドソックスのホーム戦そのものを象徴しているようだった。
今季はオフのギャレット・クロシェットやウォーカー・ビューラー獲得の影にやや隠れていたが、25歳の右腕は2025年も好調を維持している。
木曜の昼、フェンウェイ・パークでのレンジャーズとのシリーズ最終戦に登板したベロは、4回2/3を投げ無失点。球数が83球(ストライクは44球)に達したところでアレックス・コーラ監督が交代を決断したため、勝利投手の権利はつかなかったが、5-0の勝利に大きく貢献した。
この日のベロは自己ワーストタイの5四球。被安打4、奪三振1と制球に苦しむ1日に。
「ちょっと投球が荒れてたね」とコーラ監督も笑顔を交えつつコメント。「彼の球自体は素晴らしい。でももっとゾーンで勝負できるはず。今日の内容は良かった(good)けど、すごく良かった(great)わけではない」
三塁手アレックス・ブレグマンの好守に救われた初回や、三回のピンチなど、要所での粘りが光った。
「確かに、四球が多かったね」とベロは振り返る。「狙ったところに投げきれなかった球もあったけど、リードを保ったまま、ほぼ5回まで投げられたことはポジティブだ」
これで今季4登板目のベロは、防御率2.01をマーク(ホームでの3登板では1.10)。この日もレンジャーズ打線に対し5度の得点圏で被安打0。通算では、15打席のうち14を抑えており、ピンチに強い投球が際立っている。
ベロ降板後はブルペン陣がリードを守り切った。
ジャスティン・スレイテンがピンチをしのぎ、1回1/3を無失点。続くギャレット・ウィットロックが七回、リアム・ヘンドリクスが八、九回を完璧に抑え、完封リレーを完成させた。
これでレッドソックスは、ベロが登板した試合では今季4戦全勝。昨年から数えるとベロ先発時は通算23勝10敗と、非常に高い勝率を誇っている。
この日の勝利で、苦戦が予想されたホーム6連戦を3勝3敗の五分で締めくくった。
「前のカードは悔しかった(対ツインズ、1勝2敗)。でも初戦を落としたあとに、タフなレンジャーズ相手に2連勝できたのは大きいね」と語るのはショートのトレバー・ストーリーだ。 「この勢いを持ってカンザスシティ、デトロイトと続く敵地での6連戦でもいい流れを作っていきたい」