【HRダービー】2.4センチ差でマリナーズのカル・ローリーが準決勝へ

ホームランダービー１回戦では信じられないような接戦が繰り広げられた。通常、飛距離は数百フィート単位で争われるが、今回は１インチ（約2.5cm）にも満たない差で勝敗が決まった。

カル・ローリーとブレント・ルーカーはともに１回戦で17本塁打を放ち、8選手中4位タイに並んだ。準決勝には上位4人が進出するが、両者にはタイブレークが適用された。１回戦ではスイングオフ（打ち直し）は行われず、最長飛距離で勝敗が決まる。

最初は両者とも最長471フィートと表示され、再び同点かと思われたが、詳細データを確認すると

わずか0.08フィート（約0.96インチ、約2.4センチ）の差で「ビッグ・ダンパー」ことローリーが準決勝進出を決めた。