【ヤンキース6-3エンゼルス】アナハイム/エンゼルスタジアム、9月2日(日本時間9月3日)
1勝1敗となり、ヤンキースはエンゼルスとのカード勝ち越しを懸けてキャム・シュリットラーをマウンドへ送った。
ア・リーグ東地区首位のレイズを追うなか、25歳のオールスター右腕はレギュラーシーズン最後の1カ月の幕開けにふさわしい投球を披露。その後、打線が延長10回に5点を奪い、エースの好投に応えた。
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シュリットラーはわずか2安打しか許さず、四球はゼロ。自己ワーストの5四球を出した前回のレッドソックス戦とは対照的な内容だった。
しかし、七回にボーン・グリッソムへ投じた1ボールからのカットボールをソロ本塁打にされ、1-1の同点に追いつかれた。それでも、崩れることはなかった。七回終了時はわずか83球。八回裏も続投すると、クリスチャン・ムーア、ホセ・シリ、オズワルド・ペラザを三者凡退に抑え、99球で登板を終えた。
エンゼルス打線を1点に抑えたことで、今季の「1失点以下」の先発登板は19試合となった。ロン・ギドリー(1978年)、ホワイティ・フォード(1964年)、ジャック・チェスブロ(1904年)を抜き、ヤンキースの球団史上最多記録を樹立した。
ヤンキースは四回、アメッド・ロサリオが右翼線へエンタイトル二塁打を放ち、コディ・ベリンジャーが生還して1-0と先制していたが、その後は追加点を奪うことに苦労した。
シュリットラーは90マイル台後半(約156〜160キロ)のフォーシームとシンカーを軸に、切れ味鋭いカットボールとカーブを交えてエンゼルス打線を封じた。マイク・トラウトからはこの夜、2度の見逃し三振を奪った。
前回登板では四球がかさみ、苛立ちを露わにしていた。しかし、この日は見事な修正力を見せ、試合前にアーロン・ブーン監督が語っていた通りの登板となった。
「彼は自分自身に高い要求しているし、それだけの理由もある。昨年も話したことだが、彼の長所の一つは、ストライクを投げる能力と、それを自然にできることだ。ストライクゾーンで勝負し、四球を出さないときは、球界でも屈指の投手だ」と指揮官は語った。
2022年ドラフト7巡目指名のシュリットラーは、今季29先発で防御率2.04、210奪三振。ア・リーグのサイ・ヤング賞獲得へ向け、さらに大きなアピールとなった。
