【ヤンキース15-1ロイヤルズ】カンザスシティ/カウフマンスタジアム、5月26日(日本時間27日)
この日のヤンキースは、まさに理想的な試合を展開した。マウンドではキャム・シュリットラーが好投を見せ、打線も爆発。序盤から主導権を握り、ロイヤルズに15-1で大勝した。
ヤンキースは初回2死から一気に畳みかけた。ロイヤルズ先発ファルターから、コディ・ベリンジャーが2試合連続本塁打を放ち、ベン・ライスの適時打、さらにアメッド・ロサリオの2ランで一気に4点を挙げた。
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マウンドに上がる前から大きな援護を受けたシュリットラーは、今季ここまで見せている支配的な投球をこの日も続けた。しかし、本人は完全に納得していたわけではない。
「ベストではなかった。球のキレはそこまで良くなかったけど、チームが勝てる状況は作れた。それができれば十分だと思う」とシュリットラーは語った。
右腕は最終的に6回を投げ、4安打、1失点。6三振。四球は与えなかった。防御率1.50は、自責点が公式記録となった1913年以降、ヤンキース投手のシーズン最初の12先発としては、1914年レイ・コールドウェルの1.46に次ぐ球団史上2位となっている。
試合前、アーロン・ブーン監督は、シュリットラーがア・リーグ屈指の若手投手へ台頭していることについて語っていた。
「彼はどんな場面でも投げたがるタイプだ。ただ良い投球をしたいだけではなく、支配したいと思っている。そのように考える選手はいるが、それに見合う自信を持っている選手は多くない。彼にはそれがある」とブーン監督は評価した。
「彼の競争心が好きだ。“相手の心をえぐり取る”ような勝負師の一面がある一方で、普段は落ち着いていてリラックスしている。すごく良いバランスを持っている」
ブーン監督も、この日のシュリットラーがベストではなかったことを認めた。それでも、打線の爆発がなかったとしても、十分過ぎるほどの内容だった。
「気づけば6回1失点だ。ここ最近は長めに投げていたので、今夜は少し短めにするつもりだった。大量リードもあって、負担の少ない登板にできたのは良かった」とブーン監督は語った。
この勝利で、ヤンキースはロイヤルズ相手にレギュラーシーズン12連勝となった。特定球団に対して記録したレギュラーシーズンの連勝としては、2019〜20年のレッドソックスに対する12連勝して以来の長さである。
この日は、今季最多の24安打となり、そのうち6本が本塁打だった。ロサリオは九回にもこの日2本目を放ち、ジャズ・チザムJr.、アンソニー・ボルピー、トレント・グリシャムもソロ本塁打を記録した。
9人の選手が2安打以上を記録したのは球団史上初めて。ロイヤルズは最後、野手のトルバートをマウンドに送らざるを得なかった。
「今日の打線のパフォーマンスは本当に素晴らしかった。見ていて最高だった」とシュリットラーは語った。