吉田の安打から5点差逆転、延長11回フィリーズを下す

ハーパーは史上最年少で350本塁打到達

July 24th, 2025

フィリーズ8-9レッドソックス】フィラデルフィア/シチズンズバンク・パーク、7月23日(日本時間24日)

レッドソックスはフィリーズとの3連戦の最終戦、延長11回に意地を見せて9-8で勝利。スイープ負けを免れ、1勝2敗とした。

レッドソックスの吉田正尚(32)は5打数1安打で、5点差を逆転するきっかけとなるチャンスを演出した。また、フィリーズのブライス・ハーパー(32)は史上最年少で350本塁打のマイルストーン(節目の記録)に到達した。

フィリーズは初回にカイル・シュワーバーの34号2ラン、さらにハーパーの14号ソロが飛び出して3点を先制。ハーパーはこの本塁打が通算350号。現役選手で350本塁打を達成したのはわずか8人(ジャンカルロ・スタントン/434本、マイク・トラウト/395本、ポール・ゴールドシュミット/370本、マニー・マチャド/360本、フレディ・フリーマン/353本、ノーラン・アレナド/351本、アーロン・ジャッジ/351本)しかいない。加えて、ハーパーは32歳という史上最年少の若さでこの記録を成し遂げた。

ハーパーへの祝砲とばかりに、フィリーズはニック・カステヤノスとブライソン・ストットも本塁打を放ち、四回までで5-0とリードした。

しかし、そこまで好投してきたフィリーズ先発のヘスス・ルザードが突如として乱れた。五回、先頭の吉田への二塁打から2死満塁のピンチを招くと、2者連続で押し出し四球を許す。さらに続くロミー・ゴンザレスに逆転グランドスラムを打たれ、試合は6-5と一気にひっくり返った。

フィリーズも意地を見せ、八回にJT・リアルミュートがアロルディス・チャップマンから6号ソロを放ち、6-6の同点に。試合は延長戦に突入し、十回は両軍1点ずつを奪い合うも勝負は付かず。続く11回にカルロス・ナルバエスが9号2ランを放ち、レッドソックスは2点を勝ち越した。その裏、フィリーズの反撃を1点で抑え、9-8で逃げ切った。

勝ったレッドソックスはア・リーグのワイルドカード3位を維持し、地区2位のヤンキースに2ゲーム差に縮めた。一方、敗れたフィリーズは地区首位をメッツに奪われ、0.5ゲーム差の2位となっている。

レッドソックスの吉田は「5番・DH」でスタメン出場し、5打数1安打に終わった。3試合ぶりに飛び出した安打は、大差をひっくり返す契機となるルザードからの二塁打だった。吉田の今季打撃成績は打率.233、OPS.591となっている。