【ブルージェイズ4-0ジャイアンツ】カナダ・トロント/ロジャーセンター、7月18日(金)日本時間19日
前半戦をア・リーグ東地区首位で終えたブルージェイズが、オールスター・ブレイク明けも『通常運転』でスタートさせた。
試合前のロジャース・センターには、休暇明けとは思えない活気が満ちていた。クラブハウスでは選手たちが笑顔で談笑し、守備練習ではボール回しにリズムがあり、打撃練習では各打者が力強いスイングをみせていた。
先発クリス・バシットは6回1/3で10安打を浴びながらも、長打はラファエル・デバースの二塁打のみ。打ち取る投球術で、走者を出しながらも要所を締め、無失点で切り抜けた。
「クリスは『変則』が得意なんだ。中継ぎ登板明けの変則調整でも、自分のルーティンを崩さず結果を出したから、今回も信頼していた」とジョン・シュナイダー監督は称賛する。
二回には打線が爆発した。
四球と安打で満塁の好機を作ると、まずウィル・ワグナーが左中間へ2点適時二塁打を放つと、打者一巡の猛攻で4得点を挙げ、相手先発のジャスティン・バーランダーを攻略した。ネイサン・ルークス、ジョーイ・ロパーフィードと『脇役』たちも打点を挙げ、1番から9番まで切れ目のない攻撃で相手投手陣を苦しめた。
「正直、休みたくないくらい調子が良かったけど、やっぱり戻ってきてすぐこういう試合ができたのは本当に大きい」とワグナーは喜びを語った。
バシットも「この打線は切れ目がないから、相手投手は本当に大変だ。もちろんボー(ビシェット)、ブラディ(ゲレーロJr.)、カークが打てば強いが、こうして他の選手たちが活躍すれば、もっといいチームになる」と胸を張る。
そのゲレーロJr.はこの日も3打数無安打1四球と快音は響かなかったが、「ブラディが打ち出せば、打線の脅威は一気に増す」と指揮官に焦りはない。主砲が本来のパワーを取り戻せば、さらに厚みを増すのは間違いない。
トレードデッドラインまで2週間を切り、負傷離脱しているドールトン・バーショー、アンソニー・サンタンダー、アンドレス・ヒメネスらの復帰も控え、期待は高まるばかりだ。
試合終了と同時に沸き起こった4万人以上の観客の大歓声は、後半戦への大きな期待と希望に満ちていた。
