Dバックスが4連勝でプレーオフ争いに再参戦、吉田は1安打

吉田正尚、キャリア初の「1番」で1安打1打点

September 7th, 2025

ダイヤモンドバックス5-1レッドソックス】フェニックス/チェイスフィールド、9月6日(日本時間7日)

トレードデッドラインでは売り手に回ったダイヤモンドバックスが調子を上げ、4連勝をマーク。レッドソックスはセダン・ラファエラの本塁打キャッチ、吉田正尚のタイムリーで一矢報いたが、及ばなかった。

ダイヤモンドバックスは二回、満塁のチャンスで、敵失と犠牲フライで3点を先制。一方、レッドソックスも直後の三回に吉田のタイムリーで1点を返した。

しかし、ダイヤモンドバックスはレッドソックス先発のジオリトに対して攻撃の手を緩めず、四回に1点を追加。

五回にもコービン・キャロルが右中間に大飛球を放ち、本塁打になるかと思われたが、レッドソックスのセンター、ラファエラがフェンスに駆け上がって捕球。「スタットキャスト」によればラファエラは約35.7メートルの距離を時速約29.7キロで駆け抜け、一直線に打球を追跡。ジャンプ一番で打球を掴んだ。

しかし、ラファエラのスーパープレーでも流れは覆らなかった。ダイヤモンドバックスは七回に犠牲フライで再び1点を追加すると、直後の八回にはレフトのブレイズ・アレクサンダーがお返しとばかりにアレックス・ブレグマンの本塁打を奪い取った。本職が内野手のアレクサンダーはこれまでレフトのプレー経験はわずか1イニングのみ。しかし、高い身体能力を生かし、慣れないポジションでスーパープレーを見せた。

ダイヤモンドバックスは5-1で勝利し、7月1日以降では初めて勝率5割を上回った。8月から21勝13敗の快進撃でワイルドカードまで4.5ゲーム差に前進し、再びプレーオフ争いに加わっている。

一度はプレーオフ争いに白旗を上げたが、チーム内ではこの快進撃は驚きではない。

救援左腕のジェイレン・ビークスは「僕たちにとって、ずっと現実だったと思う。確かに、ある時点では8.5ゲーム差がついたけれど、いつも『おい、周りを見ろよ、ここにはいい選手がたくさんいるぞ』って感じだったよ」と、キャロルやケテル・マルテら実力者が揃うチームへの自信は常に持ち続けた。

さらに本塁打キャッチで魅せたアレクサンダーはこう語る。

「このまま勢いを維持していきたい。この差を縮めて、最後19試合でどこまでいけるか見てみよう」

レッドソックスの吉田は「1番・DH」でスタメン出場し、4打数1安打1打点。1番でキャリア初の先発出場となり、チーム唯一の得点を叩き出した。今季の打撃成績は打率.242、OPS.649となっている。