レッズ、マーリンズとのトレードでマイヤーズ外野手を獲得

December 27th, 2025

レッズは27日(日本時間28日)、この日2人目となる外野手の補強として、マイナー外野手のイーサン・オドネルとのトレードで、マーリンズからデーン・マイヤーズを獲得した。

これに先立ち、レッズはフリーエージェント(FA)のJ.J.ブレデイとも1年140万ドル(約2億1700万円)で契約を結んでいた。

マイヤーズを40人枠に入れるため、救援右腕のライオン・リチャードソンが事実上の戦力外(DFA=メジャー40人枠から外す措置)となった。

29歳のマイヤーズは今季、106試合に出場し、打率.235、OPS .617、6本塁打、31打点。右打ちで外野3ポジションすべてをこなせ、守備指標のOAA(平均的野手と比べてどれだけアウトを取ったか)はプラス2だった。中堅で68試合、右翼で31試合、左翼で11試合に出場しており、スタットキャストによる肩の強さは上位3%にランクされている。

マイアミでの過去3シーズンの一部で計172試合に出場し、通算打率.245、OPS .653をマークしている。年俸調停権取得前の選手であり、2029年まで球団が保有権を持つ。

守備での全力プレーは評価されているが、フィールドでのケガも多い。2025年には2度の負傷者リスト(IL)入りを経験した。9月にはフィラデルフィアでフェンスに激突し、右膝に裂傷を負った。

2024年7月13日のレッズ戦では、見逃し三振の後に退場処分を受け、敗戦の中でフラストレーションからドアを蹴り上げ、左足首を骨折したこともある。

マイアミはもともと、2022年12月7日にタイガースからのウェーバーでマイヤーズを獲得した。元二刀流選手であり、ライス大学から2017年のドラフト6巡目でタイガースに指名された。2021年シーズン開幕前に外野手に転向した。

オドネルはMLBパイプラインでレッズのプロスペクトランキング18位に入っていた選手で2025年は2Aチャタヌーガで過ごし、125試合で打率.236、出塁率.327、長打率.325を記録した。