23日(日本時間24日)のガーディアンズとのオープン戦を前に、ダイヤモンドバックスは開幕戦へのブルペンを確定させた。
文字通り「右腕だらけ」だ。
ノンロースター招待選手のジョー・ロスとジョナサン・ロアイシガのチーム入りが決定。ポール・シーウォルド、ケビン・ギンケル、ライアン・トンプソン、テイラー・クラークとともにブルペンを支えていく。
残る2枠を争っていたブランドン・ガルシア、アンドリュー・ホフマン、フアン・モリーヨの中では、ホフマンとモリーヨがロスター入り。有望株20位のガルシアには3Aで開幕を迎えることを通知した。
MLBの最新ニュースを見逃さない!
- 【毎週日本時間金曜配信】日本語版ニュースレターに登録
- 【自分のスタイルでMLBを楽しむ】日本語公式アプリをダウンロード
- 【2026年より開設!】MLB Japan公式Youtubeチャンネル
問題はここからだ。
ガルシア以外の投手は全員右腕なのだ。
「みなさん、数字を見て驚いているだろう。ブルペンに左投手はいない。それは十分承知している。ただ、左打者相手でも結果を出せる“逆スプリット型”の投手たちがいるし、彼らで十分戦えると考えている」と、トリー・ロブロ監督は試合前の記者会見で語った。
加えて、ロブロ監督は、ガルシアも今季、どこかのタイミングでメジャー昇格する可能性を示唆した。ただし、そのためには3Aで安定してストライクを投げることを証明する必要がある。
その間、ロブロ監督は左打者相手に頼りになる右腕として、ケビン・ギンケルとフアン・モリーヨの名を挙げた。
ギンケルは通算の左右打者成績はほぼ互角だが、昨季は左打者相手に特に好成績を残している。
- ギンケル vs 右打者(2025年): .328/.403/.426 – OPS+ 137
- ギンケル vs 左打者(2025年): .220/.306/.390 – OPS+ 90
また、モリーヨもルーキーイヤーの昨季、左打者に強さを発揮した。
- モリーヨ vs 右打者(2025年): .320/.386/.480 – OPS+ 145
- モリーヨ vs 左打者(2025年): .264/.403/.358 – OPS+ 113
このため、ブルペンに左投手がいなくても、ギンケルとモリーヨの起用で左打者への対応は十分可能と見られている。
ロアイシガのキャリア通算成績は、左打者相手で.266/.330/.392、OPS+112とまずまずの数字を残している。
起用法に関わらず、ダイヤモンドバックスのブルペンは開幕からドジャースタジアムで3連戦をスタートと、厳しい戦いを強いられる。
ワールドシリーズ連覇中のドジャースは、大谷翔平、フレディ・フリーマン、カイル・タッカー、マックス・マンシーといった強力な左打者を揃えている。
「相手は本当に強敵だ。左打者だろうと右打者だろうと関係ない。からこそ、毎シリーズそういう意識を持って臨む。チーム内でもその意識を共有して準備することが大事だ」と指揮官は話し、こう続けた。
「ドジャースは2年連続のワールドチャンピオンで、だからこそ開幕戦で対戦できるのは楽しみだ。ロスでの開幕は、自分たちにとっても良い試練になる」
