ドジャース、35歳バーンズ捕手をDFAに

May 15th, 2025

ドジャースはオースティン・バーンズ捕手をメジャー40人枠から外すDFA措置を取り、代わってマイナーから若手有望株のダルトン・ラッシング捕手を昇格させた。

35歳のバーンズは2015年のメジャーデビュー以来、ドジャース一筋でプレーしてきたチームの最古参で、フレーミング、ブロッキング技術に長け、これまで多くの投手たちを支えてきた。今季は13試合で打率.214、OPS.519と振るわなかったほか、守備力の指標も下がっていた。

「厳しい話し合いだった。オースティンは生涯ドジャースの一員。優勝に貢献したほか、2020年のワールドシリーズでは最後の球を捕球した。ロスのコミュニティ、ドジャース、そして私のために多大な貢献をしてくれた」とロバーツ監督は最大の賛辞を述べた。

代わって昇格する24歳のラッシングは今季3Aで31試合に出場し、打率.308、出塁率.424、OPS.938、5本塁打と好調。今後は週2回、捕手として先発起用、もしくは代打起用が予定され、早速明日、先発でメジャーデビューをする。正捕手のスミスは昨年、捕手としてキャリア最多の117試合に出場したものの、打撃不振に苦しんだ。スミスの負担を軽減するべく、ドジャースは打撃も好調の若手の起用に踏み切った。

「ラッシングにメジャーリーグで試合に出場する機会を与え、実質的に彼に成長の道を与えるいいチャンスだと考えている」と指揮官は期待をかけた。