【ドジャース9-1ブルージェイズ】ロサンゼルス/ドジャースタジアム、8月9日(日本時間10日)
今季、最も三振数が少ないチームをご存知だろうか。
ア・リーグ東地区首位のブルージェイズは、両リーグ通じて三振数が最少の784個(118試合)で「三振を取られないチーム」として知られている。
ブルージェイズとの第2戦、ドジャース先発のブレイク・スネルは5回90球を投げ、3安打3四球10三振、無失点で、チームを勝利に導く好投を見せた。
「三振を取られない打線」からの10三振は、実際の数以上の輝きを持つ。
左腕は初回、先頭のシュナイダー、2番クレメントをそれぞれ3球で空振り三振に仕留め、わずか9球でイニングを終了すると、その後フォーシーム、チェンジアップ、カーブを軸に毎回三振の山を築き、5回10三振でマウンドを降りた。
ケガから復帰2戦目での好投にもサイ・ヤング賞投手は、「チェンジアップが有効だったけれど、フォーシームのコマンド(制球)が不安定で、試合後半になるにつれ改善が必要だと感じた」と反省が口をついた。
ケガで4カ月以上実戦から離れていた、難しさもあった。
「試合勘を取り戻している途中だ。もちろん経験値があるので大きな不安はないが、『球を上に外したときにどう修正するか』など細かい感覚を再確認しながら投げている」
チームを指揮するロバーツ監督は「相手は三振が少なく、ボールをしっかり打ち返してくる。だからこそ今日の投球内容の良さを物語っていると思う。速球、チェンジアップ、カーブ、どれも良かった。復帰2戦目なので、5回90球で交代した。球数は増えたがキレは素晴らしかったし、強打者揃いのチームを果敢に攻めて三振を奪えたのは良かった」と左腕を称えた。