延長投手戦は劇的幕切れ、サヨナラでドジャースがNLCSへ

朗希が3イニングをパーフェクトリリーフ

October 10th, 2025

ドジャース2X-1フィリーズ】ロサンゼルス/ドジャースタジアム、10月9日(日本時間10日)

両投手陣の好投により、延長十一回までもつれたナ・リーグ地区シリーズ(NLDS=5回戦制)の第4戦を、ドジャースがサヨナラで制した。3勝1敗で、13日(日本時間14日)から始まる、ナ・リーグ優勝決定シリーズ(NLCS=7回戦制)への進出を決めた。フィリーズは2年連続で、NLDSで涙を飲んだ。

試合は劇的な幕切れを迎えた。1-1で迎えた延長十一回、トミー・エドマンと代打で九回から出場していたマックス・マンシーが安打でつなぐと、キケ・ヘルナンデスが四球を選び2死満塁に。

ここで打席を迎えたのはアンディ・パヘス。バットを折りながら放った打球は、フィリーズの5番手カークリングのもとへ。しかし、焦りもあったのだろう、捕球に手こずったカークリングは、本塁へ送球するも、ボールは大きく逸れ、代走の三塁走者キム・へソンがホームイン。ハイレベルな投手戦は、皮肉にも投手によるミスで幕を閉じた。

ドジャース先発のタイラー・グラスナウは6回2安打、8三振と圧巻の投球。初回の2死一、二塁のピンチを空振り三振で切り抜けると、そこからは二塁を一度も踏ませなかった。シリーズ初戦でも先発登板した、フィリーズのクリストファー・サンチェスも負けじと好投。こちらも6回までわずか2安打で、スコアボードにはゼロが並んだ。

(わずかだが)試合が動いたのは七回。ドジャースは2番手のエメット・シーアンが先頭のリアルミュートに安打を許すと、続くケプラーは内野ゴロでダブルプレーの流れに。しかし、一塁のベースカバーに入ったシーアンが痛恨の捕球エラー。ボールはフィリーズベンチへと入り、打者走者のケプラーが二塁へと進んだ。

続くカステヤノスがタイムリー二塁打を放ち、フィリーズが先制。後続を抑えたものの、シーアンは自らのミスをきっかけに失点を喫した。

しかし、その裏の攻撃でドジャースは反撃。アレックス・コールが四球でこの日3度目の出塁を果たすと、キケが安打でつなぎ1死一、二塁に。ここで、フィリーズは守護神のヨアン・デュランを2番手として送った。

パヘスをうちとってから、大谷翔平を敬遠し、2死満塁に。続くムーキー・ベッツが四球を選び、押し出しでドジャースが同点に追いついた。大谷はこの日も調子が上がらず、無安打で試合を終えた。

その後は両ブルペンが好投し、試合は延長戦へ。3番手としてマウンドに上がったドジャースの佐々木朗希は八〜延長十回の3イニングを投げ、無安打、2三振と完璧なリリーフを見せた。