カブレラの7回無失点投球で8連勝

球団記録は2008年の9連勝

July 2nd, 2025

マーリンズ2-0ツインズ】マイアミ/ローンデポ・パーク、7月1日(日本時間2日)

アウェイでの6連戦を全勝で終え、7連勝と絶好調で迎えたホームでのツインズ3連戦の初戦。クレイトン・マッカロー監督の「気の緩みはない。選手たちはしっかり準備して試合に臨む」という言葉の通り2-0で勝利し、連勝を8に伸ばした。球団では2008年の9連勝以来の大型連勝となった。

この日の主役は先発のエドワード・カブレラ(27)。7回2安打、無失点、6三振と圧巻の投球を披露した。今季のマーリンズは7回まで投げ切った先発投手が一人もいなかったが、カブレラがそれを打ち破った。試合前の9先発で防御率は2.36。そのうち8登板を2失点以下に抑える安定感を見せていたが、この日はさらにすごみを増していた。

そんな彼の投球をマッカロー監督も絶賛する。

「今日はカブレラがエース級の素晴らしい投球をしてくれた。三回以降、さらにギアを上げた感じだったね。唯一ピンチらしいピンチだったのは七回で、でもそこも踏ん張って、しっかり投げ切った。7回無失点、本当に見事な登板だった」

その七回2死一、二塁の投球は圧巻。低めのチェンジアップでブルックス・リーを三振に打ち取ると、マウンド上で力強くガッツポーズをし、スタンドを沸かせた。やや早めに継投に出ることが多いマッカロー監督だが、この日はカブレラを信じてマウンドに残した。

「カブレラは特にここ最近ずっと安定してストライクゾーンに投げ込めている。それこそが、彼にとって足りなかった最後のピースだったんだ。今日はリズムも良くて、七回のピンチでも彼が一番信頼できる存在だった。あそこで続投させる選択が一番良いと判断したし、彼もそのチャンスをものにして素晴らしいピッチングをしてくれた」

打線は二回、カイル・スタワーズが一度は死球判定で塁に出るも、ツインズ側のチャレンジでそれが覆り、再び打席へ。すると、直後の1球をとらえ、ライトへの14号ソロ。見事な切り替えの早さで先制点をもたらした。

待望の追加点は八回。守備のため交代で入ったニック・フォーテスがライトへのタイムリーを放ち、2-0とリードを広げた。

負傷や不安定さを抱えながらも、マーリンズが彼に期待し続ける理由がここ2カ月のカブレラの投球に詰まっている。その姿は投手陣の強化を狙う他球団にとっても魅力的に映っているだろう。

マーリンズのアシスタント投手コーチ、アロン・ライヒマンは「今季ここまで最も成長した投手はカブレラだ」と語る。

「自分は昨年のことは知らないけど、彼の目つきは特別なんだ。開幕戦からすでに感じていたし、それがずっと続いている。良い登板でも悪い登板でも、自分の軸をぶらさず、同じ道をまっすぐ歩いているような印象がある」

カブレラ本人も、火曜の時点で「今季最も成長を感じているのはコントロール面」と明かしている。さらに最近はカーブの使用率を大幅に増やしており、球種の幅が広がっているのも大きい。

「カーブには100パーセント自信がある。どんなカウントでも、どんな打席の場面でも投げられると感じているよ」と語った。