【レッズ4-6パドレス】シンシナティ/グレートアメリカンボールパーク、6月28日(日本時間29日)
ギャビン・シーツ(レフト・29)が攻守に大活躍。勝ち越しの3ランに加え、2本の二塁打と華麗な守備を披露し、アウェイでの逆転勝利をもたらした。
五回、レッズに追加点を許し1−4とリードされて迎えた2死三塁でシーツはハインズのライナーをダイビングキャッチ。左翼のフェンス手前で捕球し、サングラスを落としながらも三塁走者の生還を阻止した。
相手のリードを3点にとどめたことが効いたのが逆転劇へとつながった。六回にレッズ救援のバーローから、ジェイク・クロネンワースが2ランで1点差に詰め寄ると、七回にシーツが右中間への3ランで逆転。この回から登板したリチャードソンのチェンジアップを見事に捉えた。
五回途中から登板したホーイングが六回もゼロで抑え勝利投手に。先発のランディ・バスケスは4回1/3を投げ9安打4失点という内容だった。七回以降はモレホン、アダムが無失点リレーをつなぎ、2試合の出場停止から復帰したロバート・スアレスが試合を締め括った。これでメジャートップの23セーブ目となる。
この日はアラエスにもソロ弾が出ており、本塁打3本で勝利をつかんだパドレス。ただ、レッズ先発のアボットから奪ったのはこの1点のみで、二〜四回にかけて得点圏に走者を置きながら無得点に終わっていた。