【レッズ9-12ブルージェイズ】シンシナティ/グレートアメリカンボールパーク、9月2日(日本時間9月3日)
初戦を落として迎えた、敵地でのレッズとの2戦目。ブルージェイズは、ジョージ・スプリンガーの3安打2本塁打3打点の活躍でカードを1勝1敗のタイに戻した。ボー・ビシェットにも3ランが、ドールトン・バーショにもソロが生まれ、計21得点27安打の乱打戦を制した。
35歳のスプリンガーは昨シーズン145試合に出場し、打率.220、長打率.371、本塁打19と苦戦。しかし、今季はそこから見事な復活をとげている。7月末に脳震盪により15試合を離脱するも、復帰以降も好調をキープ。打率.305、本塁打26、打点71を記録しており、直近47試合では打率.380、本塁打16、打点39と圧巻だ。
「状態は良い。脳震盪で少し休む時間があったので、体をある程度休ませることができた。今は良い状態にある」とスプリンガーは語る。
「ジョージが試合の流れを決めた。彼が加入してから、何度もチームを救ってきたし、特にこの時期からポストシーズンにかけて、その役割を果たしてきた」とシュナイダー監督は信頼を語る。「だから彼のプレーぶりには本当に満足している。昨年は苦しいシーズンを送ったが、それを乗り越えてここまで来たことを嬉しく思う。彼は今年のチームの原動力になっている」
批判の対象にもなるブルージェイズ救援陣だが、この日は7イニングを3失点に抑え、勝利に貢献。先発のホセ・ベリオスが2回6失点と崩れた中で試合を作った。六回から七回の1回2/3を無失点に抑えたルイス・バーランドが勝利投手(4勝3敗)となり、最後は元レッズのジェフ・ホフマンが今季30セーブ目を挙げた。
レッズは先発予定だったニック・ロドロが発熱と悪寒で登板できず、スコット・バーロウが緊急登板となったが、ブルージェイズ打線に序盤から攻略された。
それを牽引したのがスプリンガーで、初回からバーロウの3球目を捉え、チームトップとなる25号をマーク。これは通算62本目の先頭打者本塁打で、ブルージェイズでは23本目となり、デボン・ホワイトを抜いて球団史上最多となった。62本はMLB歴代2位であり、リッキー・ヘンダーソン(81本)に次ぐ記録である。
「いやあ、いい試合だった。大きくリードしては追いつかれ、またリードしては追いつかれる。プレーオフに向けて、生き残りを懸けて戦うチーム同士のいい戦いだった。だからこそ最後に勝てたことが本当に大きい」とスプリンガーは語った。
MLB屈指の激戦区となっているア・リーグ東地区は、首位ブルージェイズをレッドソックスとヤンキースが2.5ゲーム差で追う展開で、この日は3チーム全てが勝利を挙げた。レッズとのカードの後はヤンキースとの直接対決3連戦となる。