【レンジャーズ5−2ドジャース】ロサンゼルス/ドジャースタジアム 4月12日(日本時間13日)
レンジャースはドジャース戦スイープ回避のために2度のサイ・ヤング賞右腕をマウンドに送った。
10日間で10試合の長い遠征で、初戦2連敗を喫したレンジャーズは、3戦目のデーゲームでジェイコブ・デグロムに先発を託した。
結果は期待通り、いやそれ以上だった。
デグロムはドジャース打線を封じ込み、レンジャーズを5-2の勝利へ導いた。
デグロムの対ドジャース戦は通算15先発(ポストシーズン含む)で、防御率2.35、95回2/3で105三振、WHIP0.96という圧倒的な成績となった。
初回、立ち上がりで大谷翔平に初球本塁打を許したが、その後は別人のような投球。メジャー屈指の打線を相手に6回を投げ切り、4安打9三振、許した安打はいずれも大谷弾以降の単打のみだった。四球は3つ、そのうち1つは大谷への敬遠。初球被弾という衝撃を受けながらも、以降は完全に立て直し、エースの意地を見せつけた。
デグロムは最速98.6マイル(約159キロ)をマークし、今季最多となる15回の空振りを奪った。5つの三振は切れ味の鋭いスライダーで奪った。
レンジャーズ打線も二桁安打と四球で出塁を重ねた。エバン・カーターは左翼のワイアット・ラングフォードが太ももの張りで欠場した影響で2番に昇格し、2四球に加えてソロ本塁打を放った。
また、前日の2本塁打で勢いに乗るブランドン・ニモも好調で、2安打2打点の活躍。ジョシュ・スミスも打点を挙げ、打撃でデグロムを援護した。
レンジャーズは第2戦で、九回から登板したドジャースのオールスター守護神エドウィン・ディアスから点を奪う粘りを見せ、この日も終盤まで接戦に持ち込んだ。
しかし最終的に試合を左右するのは打ち合いではなく、投手力。エースのデグロムが大事な場面で真価を発揮した。
試合前、スキップ・シューマッカー監督はこう語っている。
「デグロムやネイサン・イオバルディ、あるいはマッケンジー・ゴアのような投手をローテーションの上位に置けるのは大きい。シリーズを勝ち切ることもできるし、悪くても立て直せる。彼が投げてくれるのはチームにとって非常に大きい」
