【レッドソックス9-3カージナルス】セントルイス/ブッシュスタジアム、4月12日(日本時間13日)
11日(日本時間12日)、7試合連続安打と絶好調のジョーダン・ウォーカーが早くも今季6号を放った後、カージナルスのオリバー・マーモル監督は、23歳の右翼手の驚異的なパワーについての質問を今後も喜んで受け続けると語った。
「毎日この質問に答えたいくらいだね」とマーモル監督は語った。
その期待通り、この日も同じ質問が飛ぶことになった。
ホームでのレッドソックスとのシリーズ最終戦。ウォーカーは第1打席で再び豪快な一発を放った。ブライアン・ベロのカットボールを完璧に捉え、左中間へ432フィート(約131.7メートル)の一発を叩き込んだ。
これでメジャー単独トップの今季7号となり、連続安打も8試合に伸ばした。チームはレッドソックスに9-3で敗れたが、勢いは止まらない。
ウォーカーは球団史上、開幕15試合で7本塁打以上を記録した4人目の選手となった。マーク・マグワイア(1998年)、スコット・ローレン(2004年)、アルバート・プホルス(2006年)に続く記録だ。
この好調の背景について、マーモル監督は準備と試合での切り替えをうまく分けられている点を評価した。
「彼はその2つを非常にうまく分けることができている。ケージでの練習やフィールドでの準備には多くの考えと意図がある。しかし試合が始まれば、自由にプレーできる状態になれる。それが鍵だ」
”打席で考えすぎない”ことは、進歩しているとはいえ、まだ完璧ではないとウォーカー自身は語る。
「簡単ではない。今でもそうだ。完全に頭を空にするところまではまだ到達していないと思う。毎打席それをやるのは難しい。でも正しい方向には進んでいると思う」
当初は左投手相手の本塁打が多かったが、この日の一発で今季右投手から4本目となった。相手投手の利き腕と関係なく成績が同様なのは、過去の傾向と変わらない。しかし、その上でこの成績は今の好調が偶然ではないことを示す理由になる。
二回の打席では、ベロがシンカーで0-1と先行。捕手コナー・ウォンは外角を要求したが、カットボールが甘くゾーン中央へ入ったところを見逃さなかった。ウォーカーは再びシンカーを予想していたが、これまで積み上げてきた準備があったからこそ、瞬時に対応できたと語った。
「打撃コーチのケイシー・チェノウェスとケージで積み重ねてきた練習のおかげ。狙っていない球でも、真ん中に来れば反応できるようになった」
その成果は数字にも表れている。開幕15試合で、すでに昨季の本塁打数を上回った。
現在の成功をどれだけ楽しんでいるか聞かれると、ウォーカーは照れた笑顔を見せた。それは、この成功を一過性にしないためにはプロセスに集中することが必要だと理解しているからだ。
「成功は楽しんでいい。でも一番の目標は続けることだ」
