【マリナーズ7-6ドジャース】ロサンゼルス/ドジャースタジアム、7月28日(日本時間29日)
あなたにも1点、あなたにも1点、みんなに1点。
この日のドジャースとマリナーズのカード初戦は、緊迫した投手戦によってではなく、まるでプレゼント交換会のような点の奪い合いで接戦に。試合は3度も同点になったが、ドジャースタジアムで最後にリードを奪ったのはアウェイチームだった。
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敗れたとはいえ、ドジャース打線が振るわなかったわけではない。序盤から積極的に仕掛け、目まぐるしく試合が動いた7回まで、マリナーズが得点するたびに食らいついた。
大谷翔平は初回、今季23号となる先頭打者本塁打を放ち、攻撃の口火を切った。四回にも満塁の好機で勝負強く適時打を放ち、4-4の同点に追いついた。ただし、カイル・タッカーがサインを見落としたため、さらなる得点にはつながらなかった。
「元々ピッチングで(膝の)調子はちょっと悪くなっているので、全体的に慎重にというか、走塁に関しても、自分は100%で走れるタイミングでセーフになると思っているところがスピードが出ないのでアウトになるというケースもあるので、そこらへんが難しいなと思いながらプレーしています」と大谷は膝の影響について語った。
五回にはマックス・マンシーもソロ本塁打を放った。ドジャー・スタジアムでは通算130本目となり、エリック・キャロスと並んで歴代最多に浮上した。ダルトン・ラッシングとトミー・エドマンも打線の下位からたびたび好機をつくった。
しかし、この日は投手が踏ん張れなかった。先発のジャスティン・ロブレスキーは、今月最も苦しい登板となり、6回を投げ、4本塁打を含む7安打で5失点。7三振を奪ったものの、今季の防御率は2.62から2.88に悪化した。
ドジャースは現在、ロブレスキーの登板負荷を慎重に管理している。すでに自身のシーズン最多投球回を更新しており、26歳の左腕が終盤戦でも疲労を残さずに投げられるよう、起用法を模索しているところだ。この日の投球は本来のキレを欠いたが、それでも粘って6回を投げ切ったことで、救援陣の早い段階からの投入を避けることができた。
5-5の同点で迎えた八回、試合の流れは再びマリナーズへ傾いた。右翼手ドミニク・キャンゾーンが救援のアレックス・ベシアからこの日2本目となる本塁打を放ち、マリナーズが7-5と勝ち越した。
それでも、ドジャースは最後までくらいついた。シアトルの守護神アンドレス・ムニョスに対し、ラッシングが鋭い内野安打を放って反撃の口火を切る。続く大谷が右翼へ痛烈な適時二塁打を放ち、失策の間に三塁へ進塁。大谷はこれで3安打3打点とし、ドジャースは1点差に迫った。
「まずは待つのが一番じゃないかなと思うので、今日は負けましたけど、チーム的にいい位置にいるのは間違いないですし、そこを無理して投げるべきなのかところはチームと話して決めるところだと思うので、チームの判断としてはそこまでではないというかなということだと思います」と大谷はチームの位置について冷静に語りつつ、今後について語った。
その後は立て続けに2アウトを奪われたが、マンシーが9球粘って四球を選ぶと、さらに二盗を決め、逆転の走者が得点圏へ進んだ。ドジャースタジアムはこの日最後の大歓声に包まれたが、ムーキー・ベッツが遊ゴロに倒れて試合終了。それでも、激しい点の取り合いとなった一戦で、ドジャース打線は13安打を放ち、最後まで粘り強く戦った。
