ナショナルズはレッドソックス戦で11-2と大敗し、投打ともに課題が浮き彫りとなった。そんな中、今季新加入の左腕、小笠原慎之介にメジャー昇格の可能性が出てきた。
チームはこの日、捕手キーバート・ルイーズをふしょすリスト(IL)から復帰させた一方、先発右腕トレバー・ウィリアムズを右肘捻挫で15日間IL入りさせると発表。ウィリアムズはタイガース戦ダブルヘッダーの1試合目で初回だけで54球を要するなど精彩を欠き、MRI検査の結果、捻挫が判明した。「最後の登板後、ずっと調子が悪かった。暑さのせいかと思ったが、検査結果は厳しかった」と本人も肩を落とす。
代役先発として浮上しているのが、2022年にデビュー後、トミー・ジョン手術を経て復帰を目指す右腕ケイド・カバリ、そして中日からポスティングシステムを利用して、加入した小笠原だ。
小笠原は開幕をマイナー傘下3Aロチェスターで迎えたが、腹斜筋の張りで離脱。ルーキーリーグや1Aで数試合投げ、6月28日にマイナーILから復帰したばかり。ただ、NPBで培った実績と経験はチームにとって大きな武器でデーブ・マルティネス監督も「オプションを検討している」と含みを持たせる。
今季ナショナルズ投手陣は防御率4点台後半と不安定で、若手に頼らざるを得ない状況が続く。ルイーズが復帰し、リリーフ捕手ライリー・アダムスとの2人体制が整ったことで、投手交代の柔軟性も増すだけに、ここでNPB通算39勝左腕に白羽の矢が立つ可能性は十分ある。
なお、チームは日曜のレッドソックス戦でウィリアムズの代役を立てる予定だが、マルティネス監督は「明日の試合後に発表する」と慎重な構えを見せている。
