千賀滉大、4勝目、防御率はナ・リーグ2位

May 8th, 2025

メッツの千賀滉大(32)は敵地でのダイヤモンドバックス戦で7度目の先発に臨み、6イニングで89球を投げ、2安打無失点の好投で4勝目(2敗)を挙げた。5四球を与えたが、4三振を奪うなど勝利につなげた。また、フアン・ソト(26)が6号、7号ソロを放つなど3打点と援護。千賀は規定投球回に到達し、ナ・リーグの防御率ランキングでドジャースの山本由伸(26)の0.90に次ぐ2位(1.16)に入った。

病み上がりの投球で勝利に導いた。4月の終わりに38.5度の発熱、頭痛などの体調不良に見舞われたが、通常通り中5日の登板間隔で敵地のマウンドに上がった千賀。序盤からコントロールが定まらず、三回までに5つのフォアボールを与えた。それでも四、五回は三者凡退と立て直し、0−0のまま打線の奮起につなげた。

「あまりにも(制球など)うまく扱えなかったですし、自分の中でこういうふうになったときにこう(対処する)というのが、だいたいあるので、うまく試合を作る状態には持っていけたかな、というのはあります」

六回にソトが先制の6号ソロを放つと打線がお目覚め。七回には2点を追加し、さらに八回にはソトが2打席連続となる7号ソロで追加点をもたらした。千賀は本調子からは遠いながらも経験値を生かし、試合中に投球フォームなどの感覚を修正。4勝目の権利を手にして、交代した。

「基本的に(フォームのタイミングなどが)合っていない、うまくいっていないときはパターンがある。そういうときはこういうふうにしたほうがいいという(修正する)パターンがあるのでマウンド上で何かあっても試合をなんとか作らなきゃいけないのは、経験してきた部分が大きい」

2カードぶりに勝ち越し、24勝14敗でナ・リーグ東地区の首位をキープしている。5月8日(日本時間9日)からは、中地区首位のカブスをホーム、シティー・フィールドで迎え撃つ。チーム防御率2.89はメジャー全体トップ。千賀はこの日、6イニングを投げたことで規定投球回に再び復帰した。防御率1.16はドジャースの山本(同0.90)に次ぐ2位につけている。

「(調子が)正直、いいか悪いかハッキリと答えられない状態ですけど自分の中でケガをせずにやっていく中で課題は出てくるので、そこをつぶしていければ、またいいパフォーマンスが出てくると思っている。その自分を早く出せるようにやっていきたい」

昨季は右上腕、左ふくらはぎの負傷などでレギュラーシーズンではわずか1試合の登板に終わった。体の強度、投球フォームなどを作り直して迎えたメジャー3年目。“手探り”な状態にもか関わらず、好成績でチームの好調を支えている。2015年以来、10年ぶりの地区優勝を目指し、千賀は投げ続ける。