千賀滉大、七回途中2失点で6勝目

28先発連続で自責点3以下

June 1st, 2025

メッツの千賀滉大(32)は11度目の先発に臨み、6回1/3で92球を投げ、2安打2失点、2四球、7三振の好投で6勝目(3敗)を挙げた。防御率1.60はナ・リーグ1位をキープ。千賀は球団記録で4位となる28先発連続で自責点3以下とした。チームは3カード連続勝ち越しを決めた。

立ち上がりに1点を失った。しかし、その後は淡々とアウトを積み重ね、チームに安心感をもたらすピッチングだった。千賀は二回から5イニング連続で三者凡退。92球で交代する七回途中まで5点のリードを守り、チームを連勝に導いた。

「きょうは早い段階から点をたくさん取ってくれましたし、本当に勝てるチャンスをもらったので、僕も(チームが)勝てるチャンスを増やすために1イニングでも長く、と思って頑張りました」

打線は一回に4得点、四回にニモの9号2ラン、ソトは18試合ぶりの本塁打となる9号ソロの2者連続ホームランで3点を追加した。

千賀は一回1死からトーバーにレフトスタンドにフォークを運ばれる3号ソロで失点。ウインングショットのフォークボールをホームランにされたのはメジャー移籍後、2度目の“珍事”だった。「打たれるべくして打たれた球だった。あそこ(真ん中低め)は長打のあるバッターだった。そこに投げた自分のミス」。しかし、その後は七回先頭のトーバーに四球を与えるまで17打者連続でアウト。6イニングは無四球だったが、七回に2四球と1安打で交代した。

「うまく自分の体を操れなかった。最近、球数が増えていけばいくほど、自分(の体)をうまく操れていないから交代みたいなのがすごい増えてきてる。自分を見つめ直さないといけない」

1死一、二塁のピンチでマウンドに上がった2番手のブットが後続を無失点で抑え、千賀は2失点が記録された。これで2023年から28先発連続で自責点3以下とし、球団4位の記録となった(1位はデグロムの40先発)。試合前の防御率1.46はナ・リーグ1位。同1.60にやや悪化したが、それでもトップの座は守っている。

「数日したらまた(規定投球回から)消えるようなイニング数しか投げてないですし、とにかく(シーズン全体で)いい終わり方をしたい。球数が行って、バタついて交代することが続いている。自分自身の数字に対しては、まだまだ先も長いので、本当に何も思ってない。とにかく今自分がやるべきことをちゃんとやって、シーズンいい成績で終われるように常に前向きに考えて過ごしたい」

ナ・リーグ東地区で首位を走っていたフィリーズがブルワーズに敗れたため、メッツは36勝22敗で同率1位に浮上した。通常のローテーションなら、千賀は6月2日からロサンゼルスで行われるドジャース4連戦での先発機会はなく、同6日に再び、ロッキーズ戦(敵地デンバー)に先発する見込みだ。