【メッツ7−5エンゼルス】ニューヨーク/シティー・フィールド、7月21日(日本時間22日)
メッツの千賀滉大(32)が中9日で後半戦の初先発に臨み、3回で73球を投げ、4安打4失点、3四球、5三振で8勝目はならなかった(7勝3敗)。4失点は今季ワーストタイで自責点4はワースト。メッツは2連勝でナ・リーグ東地区首位のフィリーズを0.5ゲーム差で追っている。試合後、千賀の主な一問一答は以下より。
<米メディア>
――どういう部分がうまくいかなかったのか
「メカニックスもそうですし、自分の中でいろいろ考え過ぎた」
――どういうことを考え過ぎたのか
「自分のこと、相手のことだったり頭を使ったな、と思います」
――考えることを少なくしたいか
「何も考えなくていいような球を投げれたら、それはベスト。やっぱり、そういうのじゃないんで考えるは考えるんですけど、余計なこと自分と戦わず相手と戦えるような状態を作れるのがベストかなと思います」
<日本メディア>
――オールスター休暇を挟んで調整は
「まだリハビリ段階というか(コンディションを)上げの状態で球数(制限)もありましたし(コンディションを)上げている最中とはいえ、やれることはまだまだあった」
――マウンドも実際上がってみてどうだった
「自分の中でまあ、ズレみたいなのもちろんありましたけど、そういうのも含めて次かなと思います」
――80球ぐらいのメドだった、100球に行くにはあと何試合ぐらい
「もう次とかその次ぐらいでも行きたいなと思いますけど、本当にパフォーマンスが良くなければ、ベンチの(判断で次のイニングに)行かせにくいと思いますし、自分がちゃんとしないことには始まらないことだなと思います」
――メカニックの部分はケガから起因する部分でうまくいかなかったのか
「もう今年は最初からずっと同じようなこと言っている。それが今日はたまたまつかまったってだけで、今日いきなり(メカニクスの狂いが)始まったわけではない。自分の中で(メカニクスの狂いは)そんな驚きはないというか。でもやっぱりボール球が多いとか、そういうとこはやっぱり自分どうにかできる範囲もあるので、そこはもう少し考えた方がいいと思います」
――シーズン全体の平均から比べると、球速も全体的に出なかった
「前回もやっぱ遅かったですし、基本的に球のスピードはすごい落ちている。そこに関しては自分でどういうことが起きてるから、っていうこと(理由)は分かってはいるんですけど、そこ(自覚している改善点)との戦いかなと思っています」
――チームが勝ったのは、メンタル的にはこう前に進みやすいか
「チームが勝ってくれて良かった。僕(の投球)は目立たずに済むと思うこともある。とりあえずでも自分が次ちゃんとやれないことには、また同じことという繰り返しなので、次です」
