千賀滉大、4回1失点で2敗目

千賀は体調不良を明かす

May 1st, 2025

メッツの千賀滉大(32)はダイヤモンドバックス戦で7度目の先発に臨み、4回5安打1失点、3四球、6三振で2敗目を喫した(3勝1敗)。フアン・ソト(26)は4、5号ソロを放ったが、追い上げ及ばず、カード負け越し。ホームのシティー・フィールドでカードを負け越すのは、2024年8月13〜15日のアスレチックス3連戦以来となった。千賀は、試合後に数日前から高熱などの体調不良だったことを明かした。

長袖に覆われた左腕には、点滴を受けた針の後があった。数日前から、高熱、咳、頭痛に襲われた。だが、予定されていた登板日は、志願の強行。チームは敗れたものの千賀は、4イニングで1失点にしのぎ、リリーフに後を託した。

「マウンドに上がるって決めたのも僕ですし、そこの中でなんとか試合作りたいなと思ったんですけど、そんな甘くなかった」

一回は先頭にレフト前ヒットを許すが、盗塁死もあり無失点。二回は三者凡退と序盤は順調にみえた。だが、三回に2安打1四球で2死満塁、四回にも2安打2四球で1死満塁のピンチを招いた。失点は五回1死一、二塁からトーマスにセンター前にタイムリーヒットを打たれた1失点のみで乗り切った。それでも「本当、紙一重ですね。自分がどうこうできた登板とは思っていない。次以降しっかり調整していきたい」と語った。前日の4月30日とこの日、球場内の医務室で点滴を受け、試合に間に合わせた。「調整も何もできなかったというのが、正直ある」と中5日で臨んだが、満足な練習をこなせる体調ではなかった。

打線はソトが2本のソロで挙げた2得点のみ。不振が懸念された大砲の2発は今後への好材料だ。昨季の8月以来となるホームでのカード負け越しを喫したが、それでも21勝11敗は、激戦区のア・リーグ東地区で首位をキープしている。

千賀は試合前時点の防御率1.26は規定投球回を満たさず、ランキングの圏外だが、ドジャースの山本由伸(26)の1.06に次ぐ2位に相当する好成績だった。防御率は1.38にやや悪化したが、試合終了時点でナ・リーグ5位につけている。メジャー3年目の開幕1カ月は、上々のスタート。しかし、本人は現状を反省し、さらなる向上を見据えている。

「本当ごまかし、ごまかしでやってきた。(投球内容の)いい悪いがはっきり出ています。ちゃんと丁寧に1試合1試合、課題を作って、それに対してどうフィードバックしていくか、自分の中で整理していけたらと思います」

試合後、チームはセントルイスへの遠征に出るため、慌ただしく荷づくりに追われた。千賀は通常のローテーションなら、次回は中5日で5月7日(日本時間8日午前4時40分開始)、敵地フェニックスでダイヤモンドバックスと再戦する。先発陣の中心として、ローテを外れるわけにはいかない。その思いで体調回復を急ぎ、次戦への調整を進める。