千賀、復帰後は苦戦が続く

メッツは大勝し、地区首位浮上

August 3rd, 2025

メッツ12−6ジャイアンツ】ニューヨーク/シティーフィールド、8月2日(日本時間3日)

メッツの千賀滉大(32)が中5日で7度目の先発に臨み、4回5安打4失点、4四死球、71球で降板し、8勝目はならなかった(7勝3敗)。右太もも裏の負傷から復帰した7月11日から4登板で3度、5イニングを投げきれずにマウンドを降りている。チームは打線がつながり、13安打12得点で連敗を4で止め、ナ・リーグ東地区首位に浮上した。

コントロールが定まらない。3四球と1死球。四死球以外にも3度、3ボールのカウントを作った。前半戦は防御率1点代で好結果だったが、苦戦が続いている。千賀も反省の言葉が続いた。

「最初に点を取ってもらってからの失点の仕方は、非常によくない。(チームが)見ていて気分のいいものではない。やっている僕もそうだし、見ている方も気分が良くない点の取られ方をしたので、イニングを任せてもらえるようにちゃんと投げたい」

一回にアロンソが通算250号の今季24号3ランで先制。しかし、二回から3イニング連続で失点し、四回時点で3−4と逆転を許した。

6月12日のナショナルズ戦で一塁ベースカバーの際に右太もも裏を負傷した。約1カ月で復帰できたが、投球フォームの感覚が悪く、本調子からは遠い。復帰戦の7月11日、ロイヤルズ戦こそ4回無失点だったが、その後は、4失点、3失点、そしてこの日4失点。4登板、合計16イニングで13個の四球を出している。ゲームメークする先発投手の役割を果たせていない責任を感じている。

「試合を作るのが僕ら先発の仕事だと思っているので、もちろんイラ立っている自分もいますし、もう一つの自分として投げる準備、いいパフォーマンスを出すための準備をしなきゃいけない(冷静な)自分もいる」

打線の奮起で5連敗を免れたことが救い。試合前時点で0.5ゲーム差だったナ・リーグ東地区首位のフィリーズはタイガースに敗れたため、メッツと入れ替わった。

「(シーズン)終盤、チームとして大事な試合が出てくると思いますし、早めに自分のパフォーマンスを上げて、試合を作れる状態にしたい」

2015年以来、10年ぶりの地区優勝を十分に狙える。激しい順位争いで千賀にかかる期待は、大きい。雪辱を果たすチャンスは、まだ先にある。