6回10Kのウェブ、MLB通算1000投球回

今季6度目の二桁三振

August 6th, 2025

パイレーツ1-8ジャイアンツ】ピッツバーグ/PNCパーク、8月5日(日本時間6日)

ジャイアンツのローガン・ウェブが、6回10三振1失点の好投で今季10勝目を挙げた。オールスターに2度選出された右腕は、7月にドジャース、ブルージェイズ、メッツ相手の3先発で苦戦するも、ここ2戦はともに5回2/3以上を投げ、1失点、二桁三振を記録している。この登板で防御率を3.24まで改善した。

「7月の3試合はあまりよくなかった。できるだけ多くクオリティスタートを積み重ねて、チームに勝つチャンスを与えたい。それが最近できていなかったから、直近2試合で取り戻せたのは嬉しい。このまま続けていきたい」と語った。

最初の2イニングで4三振を奪う素晴らしい立ち上がりを見せるも、三回に4連打を浴び1失点。しかし、続く1死満塁のピンチで、オニール・クルーズを三振、ニック・ゴンザレスをゴロに打ち取り、2-1のリードを保った。三回だけで35球を費やすも、その後は立て直し、残りのイニングではわずか2人の走者しか許さなかった。

「クルーズみたいなバッターには悪い球を投げるとやられるからね。正直それまでのヒットはそこまで強打されたものじゃなかったから、良い球を投げること、パトリック・ベイリー(捕手)を信頼することにだけ集中したよ」とその場面を振り返った。

ウェブはこの日10三振を記録し、四球はゼロ。今季6度目の二桁三振で、MLB全体ではザック・ウィーラーに並び、タリク・スクーバル(8度)に次ぐ2位タイである。また、四球を与えずに10三振以上を記録したのは今季4度目で、これは少なくとも過去125年のジャイアンツ史上最多のシーズン記録だという(MLBのサラ・ラングス調べ)。

「三回は35球だったし、10三振も球数を減らす事にはつながらないけど、それでも6回まで投げ切ってくれて、リリーフ陣を温存できたのは大きい。これまでは珍しかった二桁三振を、当たり前のように見るようになったね」とジャイアンツのボブ・メルビン監督は語った。

ウェブは今季165三振を記録しており、ナショナル・リーグではザック・ウィーラー(182)に次ぐ2位につけている。

「球種が豊富で、配球も巧み。ストライクゾーンにどんどん投げ込んでくる。2試合連続で110球近く投げて、あらゆる球を投げてくる。直球を内外に投げ分けて、スイーパーもチェンジアップも良い。特にチェンジアップは右打者にも左打者にも有効だ」とパイレーツのドン・ケリー代行監督は称賛した。

この日、メジャー7年目のウェブは通算1000投球回を突破。祝福の声に、同僚の大ベテランの名前を挙げ、笑顔で謙遜した。

「ジャスティン(・バーランダー)まであと2500回だから、まだまだだね」

ウェブの好投を打線も援護。3本の本塁打を含む8得点で、久しぶりに投打の噛み合った気持ちの良い試合となった。

この勝利で、勝率を5割に戻したジャイアンツ。ワイルドカード出場圏争いは、パドレスに6ゲーム差と厳しくなっているが、まだ諦めていない。

「この流れを継続していく必要がある。気を緩めてはいけないーーいや、別に緩めていたわけじゃないけどね。開幕当初のようなエネルギーを取り戻して、良い野球をして、毎日勝利を目指す。それが今、僕たちができるすべてさ」とウェブは語った。