ジオリト、古巣ナショナルズ相手に7回1失点

投打噛み合いシリーズ初戦で勝利

July 4th, 2025

ナショナルズ2-11レッドソックス】ワシントンD.C./ナショナルズ・パーク、7月4日(日本時間5日)

かつてプロキャリアをスタートさせた地で、ルーカス・ジオリトが圧巻の投球を見せた。ジオリトは古巣との初対戦で、今季最長となる7回2/3を1失点に抑え、5勝目、チームも敵地ナショナルズ・パークで11-2で勝利し、今季4度目の二桁得点を記録した。

「素晴らしい内容だった。直球のコントロールが良く、チェンジアップもキレていた。まだ投げたがっていたよ。それだけ競争心の強い選手だし、球数を投げるほど調子が上がるという感覚なんだろうね」とレッドソックスのコーラ監督は賞賛した。

打線は、トレバー・ストーリーが2ラン(13号)を含む5打数4安打4打点の大活躍。チームは16安打で快勝し、直近6試合で4勝目。5連敗中と苦戦していたアウェイでの戦いを制した。

「11時開始の試合で、コンディションを整えるのも難しかったけど、最低限の準備をして集中して試合に臨むことができた。僕たちは自分たちの手で運命を切り開ける立場にいるから、初戦をしっかりモノにできたのは大きい。残りの試合も楽しみだ」とストーリーは語った。

31歳の誕生日を10日後に控えたジオリトは、最速155キロの速球に加え、スライダーとチェンジアップを交えながら、全108球中75球をストライクゾーンに投げ込んだ。3四球を与えながらも4安打7三振。

「ここまでの道のりは長かった。D.C.でのデビュー当時は、フォームも今とは全然違った。長いキャリアの中では浮き沈みがあるけれど、苦しい時期を乗り越えた時の喜びは格別だ。これからもチームとして勢いを出して、もっとたくさん勝ちたいね」

「長いイニングを投げ、ブルペンを休ませることができたのも大きい。キャリアを通じて課題だった安定感が今季は出てきている。これを継続するのが今の目標だよ」と自らの投球を振り返る。

ジオリトは2012年にドラフト1巡目(全体16位)で指名された。2016年にはアダム・イートンとのトレードで、レイナルド・ロペス、デイン・ダニングと共にホワイトソックスへ移籍した。

これでジオリトはメジャー30球団中28球団と対戦したことに。まだ対戦していないのは古巣のホワイトソックスとドジャースの2チームのみだ。

メジャーデビューは2016年6月28日のメッツ戦(5-0勝利)で、4回無失点で勝敗はつかなかったが、「本当に昔の話だね。9〜10年前にここでデビューして、今日は久々に戻ってきたけど、もう当時の選手は誰も残っていない。違うチームになっているけど、対戦できて嬉しかったよ」と振り返る。

古巣相手に、力強い投球を見せたジオリト。後半戦に向け、さらなる飛躍を期待したい。