【カージナルス3-11アスレチックス】セントルイス/ブッシュスタジアム、9月1日(日本時間2日)
カージナルスの本拠地で行われた、3連戦の初戦はアスレチックスの新旧エースによる投げ合い。アスレチックスの新人右腕ルイス・モラレスが、2011年にアスレチックスからドラフトされ、エースとなったのち2017年にトレードされたソニー・グレイとの投げ合いを制し、アスレチックスが敵地で大勝した。
「いつも通り自分の投球に集中して、ベストを尽くすだけだ」とモラレスは語る。
モラレス(3勝0敗)は5回2/3を投げて5安打2失点。自己最多の8三振を奪い、1四球、91球のうち60球がストライクと効率の良い投球を見せた。
初回にラーズ・ヌートバーに先頭打者安打を許したものの、2番打者から三回まで9打者連続アウトと快調な立ち上がり。四回にはイバン・エレーラにソロを浴びるも、次の4打者から3三振を奪った。
「自信をつけてきているし、打者を積極的に攻めることができている。総じて素晴らしい投球だった」とマーク・コッツェイ監督はモラレスの好投を称えた。
直近5登板全てを1失点以下に抑えていたモラレスだったが、六回にメイソン・ウィンにタイムリーを浴び、この記録もストップ。ここで降板となった。しかし、5試合連続で「2イニング以上を投げて1失点以下」は、アスレチックス球団史でラッス・クリストファー(1942年4月14日〜5月5日)と並び過去38年間のMLB最長記録。22歳の若手右腕が着実な成長を見せている。
若くして安定したパフォーマンスを発揮するモラレスを、コッツェイ監督は以下のように評する。
「自分の投球に集中して努力できる、彼の能力を表している。ピッチングコーチが素晴らしい仕事をしてくれて、投球のメカニクスを改善している。そういった自身の力と周りのサポートがあって、自分らしく投げることができているように見える」
「もっと打者のことを知って、もっと投げる機会を増やしていきたい。そうやって経験を積んで、努力し続けて、常にベストを尽くして、最大限学んでいきたい」とモラレスも成長への意欲を語った。
打線は、JJ・ブレディが四回と六回に本塁打を放ち、自身2度目、2024年4月30日のパイレーツ戦以来となる1試合2本塁打。四回には、ブレディの直後にザック・ゲロフも今季2号を放ち、アスレチックスにとって今季3度目の連続本塁打となった。
アスレチックスは八回にジョーダン・ディアスがダメ押しの3ランを放ち、今季12度目の2桁得点。グレイ(10勝7敗)から四回までに6安打2四球で5点を奪った。今季最初の17先発では防御率1.94と好調だったグレイだが、その後の12先発では3勝6敗、防御率5.54と苦しんでいる。