吉田正尚、マイナー戦出場へ

レフトの守備につく見込み

June 28th, 2025

ボストン/フェンウェイパーク、6月27日(日本時間28日)

昨年10月に右肩の手術を受け、開幕から負傷者リスト(IL)入りしている吉田正尚(31)が7月1日(日本時間2日)からマイナー傘下3Aウースターでリハビリ出場する見込みだ。ボストンでのブルージェイズ戦前にコーラ監督が会見で明かしたことをMLB.comのイアン・ブラウン記者ら、複数のメディアが伝えた。

ようやくメジャー復帰が現実味を帯びてきた。ボストンでリハビリを続けていた吉田は、外野手として実戦をこなし、メジャーの舞台に戻る。近日中にフェンウェイパークから西に約70キロのウースター向かう。

「打撃面ではそんなに(感覚の)変化はないし、痛みが取れたということが自分の中ではすごくプラスに考えています」

フェンウェイパークの一塁側ダッグアウト内で地元メディアに囲まれた吉田。右肩のリハビリが良好に進んだ現状を明かした。

痛めていた右肩の影響で昨季、レフトの守備は1試合だけ。DHでのスタメンが101試合だった。10月に手術を受け、3年目のシーズンに備えた。春季キャンプは守備練習こそリハビリのため、制限があったが、DHとしてはオープン戦に11試合出場した。打率.286、1本塁打をマークし、スイング自体には問題がないことを証明していた。

オフにフリーエージェントでアストロズから三塁手のブレグマンが加入。これまで三塁のレギュラーだったディバースがチーム方針により、DHに転向した。そのため、吉田が出場するためには外野守備につくことが必要となった。外野手として、試合を想定した強度と距離のスローイングができるようになるまで、メジャー復帰することができないチーム事情があった。

「去年、手術した時に開幕(から出場すること)を目標にやってきたけれど、ここまで延びてしまいましたし、なかなか難しい道のりだったけれども本当に最後までことし1年終わるところまではしっかり変わらずモチベーション高くやっていきたい」

メジャー選手のマイナーでのリハビリ出場は、野手の場合は規定で20日間。DHを主戦場にしてきたディバースはジャイアンツにトレード移籍した。吉田は打席での実戦感覚を取り戻し、首脳陣から外野守備に及第点が与えられれば、そう遠くない未来にメジャーに戻ることになりそうだ。