【ウースター4−7シラキュース】ウースター/ポラーパーク、7月3日(日本時間4日)
昨年10月に右肩の手術を受け、開幕から負傷者リスト(IL)に入っているレッドソックスの吉田正尚(31)が、リハビリ試合としてメッツ傘下3Aシラキュース戦に「2番・レフト」で出場。マイナー戦ながら、今季初めて公式戦で外野守備につき、4度の守備機会を無難にこなした。打撃では3打数1安打。六回の守備から退いた。4日(同5日)からのメジャー昇格は、見送られた。試合後にメディア対応した主な一問一答は以下より。
――攻守で出場した、自身はどう感じたか
「守備も久しぶりでしたので。いろいろな動き、フライ(の捕球)。ゴロはなかったですけども、守備機会ありましたんで、はい。疲れも程よく、心拍数も上がったかなって感じです」
――第3打席は直球狙いだったが、紙一重か(結果は三塁ファウルフライ)
「バッティングカウントというか、真っすぐにある程度(狙い球を絞って)行ってたのでああいうところはしっかり(捉えたかった)。上(メジャー)ではもっと(攻めが)激しくなると思いますので、そこをしっかり捉えれるように」
――連日、ファーストの守備練習を試合前に取り組んでいる
「やれる時にコツコツとやってます」
――新しい挑戦はうれしいか
「外野と内野、また全然景色も違いますし、難しいポジションだと思う。まだね、そこ(一塁)を守れとは言われてないのであれですけど。(起用の)オプションを広げるためにっていう感じだと思う。しっかり練習、基礎をやって、行けって言われた時にしっかり行けるように準備することは大事だと思います」
――次のステップは
「やりながら、課題もまだ全然ある。きょう初めて守備に出て、5イニングですけど、こうしてあしたまた(体の)反応見てっていうところじゃないですかね」
――ヒットは外角低めの難しい球だった
「コースなりにしっかりあそこを引っかけずに(バットの)面をうまく出せたのはいい方向に行ったかなと思います」
――守備ではスローイングもあったが不安は
「不安なくきたので、試合に出られている。特にきょうもそれを実戦の中で、動きの中で。きょうの(送球の)スピードも練習よりも速い球が出ましたので。そこら辺に関しては、やっぱアドレナリンも含めて。それで(翌日以降、体の)反応がどうなるかっていうところを繰り返したいと思います」
――スローイングは100パーセントだったのか、制限かけたのか
「制限は特にないです」
――しばらくマイナーで調整が続きそうか
「そうですね、まだ上(メジャー復帰)はないと思います」
