吉田正尚、今季初レフト守備は問題なし

打撃は3打数1安打

July 4th, 2025

ウースター4−7シラキュース】ウースター/ポラーパーク、7月3日(日本時間4日)

昨年10月に右肩の手術を受け、開幕から負傷者リスト(IL)に入っているレッドソックスの吉田正尚(31)が、リハビリ試合としてメッツ傘下3Aシラキュース戦に「2番・レフト」で出場。マイナー戦ながら、今季初めて公式戦で外野守備につき、4度の守備機会を無難にこなした。打撃では3打数1安打。六回の守備から退いた。4日(同5日)からのメジャー昇格は、見送られた。

勢いよく、一塁ベンチを飛び出し、レフトフィールドまで走った。フェンスから歩きながら、距離を測り守備位置を決めると投球に合わせて、打球に備えた。吉田は外野手としては、今季の公式戦初出場。メジャー復帰に向け、順調に段階を踏んでいる。

「(右肩の)不安なく来たので、試合に出られている。特にきょうもそれを実戦の中で動きの中で(できた)。きょうの(送球の)スピードも練習よりも速い球が出ました。それで(体の)反応がどうなるかを繰り返したい」

守備機会は4度。一回2死でレフトフライをキャッチ。三回無死一、二塁でのレフトフライでは、タッチアップに備え、ショートまで返球した。三回1死二、三塁ではレフトポール際の二塁打を処理すると中継に入ったショートにワンバウンドで返した。四回1死では、浅めのレフトフライをショートに声で連携して捕球した。スローイングの強度でチームから制限があったのか問われると「制限は特にないです」と即答した。

「疲れも程よく、心拍数も上がった」。守備から打席に向かうリズム。試合のレベルで久しぶりに体感した。打撃では3打数1安打。三回無死一塁の第2打席では、外角低めのカットボールをレフト前ヒットを放った。

「コースなりにしっかりあそこを引っかけずに(バットの)面をうまく出せたのはいい方向に行ったかなと思います」

巧みなバットコントロールで今季の公式戦で初ヒット。それでも第1、3打席は速球系に詰まり凡打したことを反省点に挙げた。「バッティングカウントというか、真っすぐにある程度(狙い球を絞って)行っていた。ああいうところはしっかり、上(メジャー)ではもっと(攻めが)激しくなると思いますので、そこをしっかり捉えられるように」。投球のスピード感、駆け引き、間合い。4日(日本時間5日)以降、マイナー戦の調整を続け、調子を上げる。

「まだ上(メジャー復帰)はないと思います」と言い残し、帰途についた。3Aウースターのチーム本隊は、4日から440キロ離れたシラキュースに遠征する。そのため、吉田はボストンから北に約170キロ、運転で1時間40分の距離に位置する2Aポートランドでリハビリ試合への出場を継続する見込みだ。ポートランドでは4日から、13日までホーム開催。いつメジャーから声がかかってもいいように最善の準備を進める。