【カブス6-0ロイヤルズ】シカゴ/リグレー・フィールド、7月22日(日本時間23日)
ロイヤルズの先発は45歳の大ベテラン、リッチ・ヒル。自身14球団目のプレーとなり、エドウィン・ジャクソンが持つメジャー記録に並んだ。
カブスはヒルに対し、初回のチャンスを生かせなかったものの、二回1死一、三塁から有望株マット・ショウのタイムリーで先制。機動力を絡めてチャンスを拡大し、ニコ・ホーナーの内野ゴロの間に2点目を奪った。
ボイドが五回1死満塁のピンチを無失点で切り抜けると、直後にピート・クロウ=アームストロングのタイムリー二塁打で追加点を奪い、3-0とリードを拡大。七回には鈴木のタイムリーなどでダメ押しの3点を奪い、6-0で快勝した。これでカブスはタイガース、ブルワーズに次いで今季3チーム目となる60勝到達を果たしている。
勝利の立役者となったボイドは6日のカージナルス戦で5回3安打無失点、12日のヤンキース戦でも8回4安打無失点の好投を見せており、これで3試合連続無失点。7月は4先発で4勝0敗、防御率0.67と素晴らしいパフォーマンスを続けている。すでに自身初の2ケタ勝利を達成しており、11勝2敗、防御率2.20の好成績をマーク。今永昇太とともにカブスの先発ローテを牽引する存在となっている。
鈴木は4試合ぶりのヒットを放ち、今季3個目の盗塁にも成功。今季の打撃成績は打率.258、26本塁打、81打点、出塁率.316、OPS.853となった。