シャーザーが6回1失点でロイヤルズに勝利

直近6試合で57失点のチームを救うピッチング

August 3rd, 2025

ブルージェイズ4-2ロイヤルズ】トロント/ロジャース・センター、8月2日(日本時間3日)

7月27日以降の6試合で5敗、57失点を喫していたブルージェイズにとって、久しぶりのロースコアゲームでの勝利は大きな意味を持つ。

先発のマックス・シャーザー(2勝1敗)は2試合連続のクオリティスタートで試合を作った。6回5安打無四球5三振で、失点は本塁打の1点のみだった。ファールチップを受けた女房役のタイラー・ハイネマンが二回で交代するなど、アクシデントもあったがしっかりと役割を果たした。

「闘志と経験の高さに加えて、投球も本来の姿を取り戻しつつある。違いを作れる投手で、2試合続けて良い投球をしているのは、チームにとっても非常に大きい」とジョン・シュナイダー監督はシャーザーの投球を評した。

オールスター明け直後は素晴らしい投球を見せていた先発ローテーションだが、オリオールズとの4連戦から調子が狂い始めた。一度決壊したダムを塞ぐ存在が必要とされていた中で、シャーザーはその期待に応えた。

打線は三回、連打でチャンスを広げるとデービス・シュナイダーのタイムリーに失策が絡み2点を先制。その後、ボー・ビシェットもタイムリーを放ちシャーザーを援護した。

ハイネマンに代わり捕手を務めたアリー・サンチェスと最後にバッテリーを組んだのは春季キャンプ。「少し驚いたけど、お互いに意思疎通を図ろうとした」とシャーザーは久しぶりの共闘を振り返った。

6月末に負傷者リストから復帰した41歳のシャーザー。本人は「良くはなっている」と語りつつも、まだ万全のコンディションではない。

「親指の状態は良くなってきているし、うまく調整できている。ただ、六回から苦しくなり始めた。肩でも肘でも背中でもない。今日は指がすごく疲れていたから、七回を投げないことにしたんだ」

かといって、ベテラン右腕は言い訳をするつもりもない。

「メジャーで投げる以上は、良い投球をする責任がある。勝つために投げているし、この舞台では『リハビリ登板』なんてものは存在しない。ここはメジャーで、自分たちはペナントレースの、優勝争いにいる。負けても良い試合なんてないし、全ては勝つためにやっているんだ。(復帰戦の)ガーディアンズとの試合から投球を評価してくれて良い」

シャーザーに代わり登板したブレンドン・リトルが七回に1点を失うも、その後は勝ちパターンがしっかりとリードを守り切った。セランソニー・ドミンゲスが七回の最後の打者を含む四者連続アウトでつなぐと、ジェフ・ホフマンが九回を三者凡退で締めて今季26セーブ目を挙げた。

長打ゼロと地味な試合だったが、この勝利が持つ意味は大きい。ア・リーグ東地区では、2位に4ゲーム差をつけ1位。1勝1敗で3日(同4日)に控えるロイヤルズとの3連戦の最終戦に臨む。