シャーザーWS第3戦先発、ビーバーが第4戦

October 25th, 2025

ブルージェイズは、ロサンゼルスに場所を移すワールドシリーズ(WS)第3戦でマックス・シャーザー(41)を先発に立て、第4戦ではシェーン・ビーバー(30)が先発する予定だ。

ア・リーグ優勝決定シリーズ第4戦のマリナーズ戦でシャーザーは5回2/3を投げ、3安打(1本塁打)、2失点、4四球、5三振。制球と自身のフォームに苦しみながらも投げ切った。

レギュラーシーズンとポストシーズンを合わせてMLB通算500度目の先発登板。シャーザーは積み重ねた年月が無駄ではないことを示した。シーズン終盤の投球はあまり良くなく、41歳の先発投手らしく体とも戦っていたが、その執念には理由があった。自分にまだブルージェイズへ捧げられるものが残っていると分かっており、周囲にもそう確信させた。

「これこそがプレーする理由」とトロントが8−2で勝利した後にシャーザーは語った。

「いまはシーズン最大の局面にいる。どの試合も落とせない。このためにプレーしている。1年を通して懸命に取り組み、多くを犠牲にして、この瞬間に到達し、こういう瞬間を手にするために努力してきた」

18年目のベテランとなったシャーザーは、この試合で往年の闘志を垣間見せた。

五回2死、ランディ・アロザレーナを迎えた場面でジョン・シュナイダー監督がマウンドに向かった。シャーザーのもとに歩み寄るその姿は、まるでライオンに近づくようだった。監督の左足がマウンドの土を踏んだ瞬間、シャーザーは怒鳴り声を上げ、自分以外の誰かが降板を決めようとすることに猛然と抗議した。

「殺されるかと思ったよ。最高だった」とシュナイダー監督。

「彼と目が合った瞬間、両方の目が光っていた。あれは演技じゃない。本物だ。彼は“マッド・マックス”(シャーザーのニックネーム=強い競争心、闘争心を表現)そのものの闘志を持ち、今夜はそれを体現していた」

シュナイダー監督は、その瞬間をずっと待っていたという。オフシーズンにシャーザーと最初のオンライン会議をしたときから、ブルージェイズがこの将来の殿堂入り投手を口説こうとしていた頃からだ。

「急にシュナイダーが出てくるのが見えて『おいおい、ちょっと待てよ。俺はまだ降りないぞ』と思った」とシャーザー。

「状態が良かった。マウンド上で少し言葉を交わしたけれど、要するに『このまま投げ続けたい』という意思を伝えた。自分の力が残っているのは分かっていたし、ボールを握っていたかった」

ビーバーの直近の登板は、20日に行われたア・リーグ優勝決定シリーズ第7戦だった。3回2/3を投げて7安打、1本塁打、2失点、1四球、5三振。今ポストシーズンではここまで3試合に先発し、通算1勝0敗、防御率4.38、投球回12回1/3で15三振、3四球としている。