ナ・リーグ東地区のライバル、フィリーズに連勝し、6連勝すると選手たちは笑顔でマウンドに集まり、勝利を分かち合った。
フィリーズとの第2戦、先発のキャニングは5回を投げ、7安打、1四球、5三振、1失点と先発の役割を果たすと、中継ぎ勢もきっちり抑え、5-1で勝利した。3回以外は毎回走者を出したものの、要所要所で変化球で抑えてピンチを切り抜けた。
「今日はスライダーが良かった。ゾーンの外で空振りも取れて、効果的に使えた。イニング間のダグアウトで捕手のルイス(トレンス)がアドバイスをくれたり、試合中も好リードしてくれた」と3勝目を挙げたキャニングは笑顔で話した。
好リードで投手を盛り立て、また7回には2点タイムリーで勝利に貢献したトレンスは、「キャニングは球種が多いので、速球を狙われたらスライダーやシンカーなど柔軟に配球を変えただけ。試合前のバッテリーミーティングで互いに理解しているから、息はピッタリだよ」とこちらも笑顔。
6連勝を支えるのは好調な投手陣だ。
メッツの投手陣の防御率は2.38(先発2.31、中継ぎ2.59)でリーグ首位に立つ。
シーズン前、メッツは先発の柱、マネイアをけがで欠き、先発ローテーションが最大の懸念だったが、29歳右腕メジルはすでに3勝を挙げ、防御率はリーグ3位の1.09をマークするほか、復帰した千賀(3勝1敗、防御率0.97)、中継ぎから先発に転向したホームズ(2勝1敗、防御率3.16)らがローテーショーンを守る。
今季の被本塁打はチームでわずか10本で、しかも11試合は本塁打を許していない。走者を出しても長打を許さず、失点数を最小限に抑える。
シーズン前は打高投低が予想されたが、打撃自体のチームの数字は高くない。本塁打数、安打数はリーグの真ん中に位置し、強力打線と呼ぶには物足りない。特にソトがいまだ本塁打3本と振るわない。しかし先頭打者のリンドア、ソトが出塁し、3番アロンソが長打で走者をかえす、という勝利の方程式でチャンスを確実に得点に結びつけている。
キャニング、トレンスがチーム全員の言葉を代弁する。
「ダグアウトの雰囲気もとてもいい。全員が攻守で貢献し、チームみんなで勝利を重ねている。毎日がとても楽しい」