メッツの千賀滉大(33)が11日(日本時間12日)、傘下のマイナー2Aビンガムトンで4度目のリハビリ登板に臨む。9日(同10日)、球団は「右腕の尺骨神経の炎症」により、当初予定されていたリハビリ登板を回避したことを発表していた。千賀は腰椎の炎症により、4月28日(同29日)に15日間の負傷者リスト(IL)へ入った。
「みなさんご存知の通りメカニック(投球フォーム)があまりうまくいっていないので、どうしてもトレーニングだったり投球だったりそういうもの(全体的な運動量・練習量)が少し増えてしまう。その中で疲れが溜まっていたので治療した結果、思った以上に緩んで回復してしまった。そのバランスがうまくいかなくて神経症状が出たというのが、一応分かっている範囲。そこをしっかりバランスを整えていって、不安がなければ次のステップということなので、痛めたとか炎症が出たというわけではない」
10日(同11日)のカージナルス戦前の練習では、強度を高めたキャッチボールとブルペンでの投球練習。力を入れた腕の振りは、体調面に問題がないことを伺わせた。メジャー復帰に必要なことは、実戦での強度をどこまで戻すことができるか、になりそうだ。
前日9日(同10日)には地元メディアに対して、歯がゆい現状を明かしていた。
「やはり悔しいです。自分がうまくいかない状況がずっと続いていて、体が治ってもその影響でずれた感覚は戻らないとか、そういうのもなかなか味わったこともない。でもここを乗り越えたら、すごくいいピッチャーに戻るんじゃないかと思っています」
メッツの先発投手のチーム防御率4.32でナ・リーグ7位。チームは29勝38敗でナ・リーグ東地区最下位に沈んでいる。千賀の復帰とともに、巻き返しをはかりたい。
練習後には、代理人を務める「ザ・チーム」のジョエル・ウルフ氏、同氏の顧客の一人でもあるラーズ・ヌートバー(28)と再会し、談笑した。
今回のリハビリ登板が順調なら、次回はメジャー復帰の見込み。球速、スタミナ、制球力など、千賀本人とチームが納得する投球内容が求められる。
