【メッツ6-3エンゼルス】ニューヨーク/シティフィールド、7月23日(日本時間24日)
メッツのフランシスコ・リンドアが、やっと長いトンネルから抜け出した。
エンゼルス第3戦の第2打席で勝ち越しのタイムリーが出ると、スタンドからは大歓声が湧き上がり、リンドアは一塁上で笑顔をみせ、声援に応えた。
「とても特別だったよ。ヒットを打った瞬間だけじゃない。スランプの間もファンのみんながずっと応援してくれていたからね」と振り返る。
球宴前の7月13日から、試合前まで30打席無安打と厳しい日々が続いていた。。
「プレッシャーが大きくなると、どうしても内にこもるけど、今日はいい打球も打てたし、抜け出せる感じがあった」
四回にも2死一、三塁ので左翼線にタイムリーを放ち、4打数2安打2打点の活躍。「野球って面白いよね。いい時は何をしてもうまく行くけれど、ダメな時は何もかもうまくいかない」と苦笑いし、「つらい時期もあるけど、頭を下げて謙虚に努力して、ヒットが出たらその瞬間を楽しんで、すぐに次に切り替えて戦うだけだよ」と前を向いた。
リンドアだけではなく、主軸の活躍も光った。初回に先頭打者のブランドン・ニモが先制本塁打を放つと、三回にはピート・アロンソにも7月8日以来、11試合ぶりの快音が響いた。「みんなが噛み合っていると楽しいし、成功は伝染するんだ。ピートが大きな当たりを打ってくれてうれしかった」とリンドアは自分のことのように喜んだ。
打順を入れ替えて奮起を促したメンドーサ監督は「リンドアはバットを短く持って、大振りせずにしっかり当てる打撃を心がけていた。シーズン中はどの選手もスランプや打てないこともある。いい選手はそれぞれ抜け出す道を見つけ出す。一振りが感覚を取り戻すきっかけになることもある。リンドアもそうだったのかもしれない」とほっとした表情で語った。